上野恩賜公園に行った後は洋館へ行こう! 旧岩崎邸庭園の魅力

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旧岩崎邸

洋館! 素晴らしい響きですね。

洋館と言えばホラーゲームの舞台だったり、眼鏡を掛けた少年が来ると事件が起きたりと、物語ではダークなイメージが付きまといます。

しかし、こうしたイメージから一歩離れて洋館を眺めると、建物の造形美に惹きつけられることは間違いないでしょう。

洋館は西洋館を略して呼んでいるものです。その名の通り、西洋風の建築様式の建物を指します。西洋風ということは、日本で建てられ始めたのは幕末の開国後からと想像できますね。

洋館は横浜神戸長崎など、大きな港の近くに建てられていることが多いです。これは、船でやってきた外国の方が日本で暮らすために、彼らに馴染んだ建築様式で家を建てたことを考えれば納得できます。

そんな洋館ですが、東京都内にもたくさん残っています。今回はその中でも、上野恩賜公園にほど近い、旧岩崎邸庭園にスポットを当てたいと思います。

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目次

  1. 旧岩崎邸庭園について
  2. 旧岩崎邸庭園の見どころ
  3. まとめ

旧岩崎邸庭園について

旧岩崎邸庭園は、「」がついている通り、三菱財閥3代目の岩崎久彌の本邸でした。

戦後GHQに接収されたり、最高裁判所司法研修所として使用されていましたが、平成13年(2001年)、東京都管理のもと、旧岩崎邸庭園として開園されました。

詳細な概要は、公園へ行こう!!のこの公園についてをご覧ください。

場所とアクセス

東京都台東区に位置します。

上野恩賜公園のすぐ近くなので、同じく電車で向かうのがおすすめです。最寄駅は以下の通りです。

  • JR・上野駅
  • 東京メトロ銀座線・上野駅
  • 東京メトロ日比谷線・上野駅
  • 都営大江戸線・上野御徒町駅
  • 京成線・京成上野駅

旧岩崎邸庭園は不忍池の側にあるので、東京メトロ千代田線の湯島駅から向かうのが一番近いかもしれません。駐車場がないので、公共交通機関で向かうのがいいでしょう。

入園料と施設

入園料は一般400円です。小学生以下の方と、都内在住・在学の中学生の方は無料です。年4回以上行ける! という方は、1600円で年間パスポートも買えるので、そちらもおすすめです。

開園は9:00から17:00まで、入園は16:30までとなっています。

東京都内の庭園と共通して、5/410/1は無料公開日となっています。ただ、無料公開日は結構混むことから、ゆっくりできない可能性が高いです。

是非ともゆっくりと洋館の雰囲気を味わってほしいので、あまり人がいなそうな日がおすすめです。

その他情報

その他、見どころや由来などの情報は、公園へ行こう!!のWebサイトをご覧ください。

旧岩崎邸庭園の見どころ

旧岩崎邸庭園の見どころは、何といっても西洋風建築の美しさです。

洋館までの道

正門から敷地内に入ると、まずは砂利の道を歩いて少し上ります。洋館が見えるまでの道は、わくわくが高まります。

カーブを曲がって、徐々に洋館の姿が見えてくると、その姿に一気に惹きこまれます

洋館の外観

薄いクリーム色の建物が洋館です。外から見ているだけでもその存在感に圧倒されます。

私はあの美しさを表現できる言葉を寡聞にして持ち合わせていないので、下の写真や実物で、その美しさを感じてみてください。

旧岩崎邸

洋館の内部

入った瞬間からその雰囲気に飲み込まれます。洋館といえば物語の舞台というイメージを持っていた私は、どこか別の世界のことのように感じていました。

しかし、実際に自分がその建物に入ると、遠くのイメージと自分の感覚が結びつくような印象を受けました。

この家で生活を送っていた人がいる、というのは過去のことですが、今残っている建物から自然とその生活が想像されます。

洋館東側のサンルームからは、敷地内の木々を眺めることができます。窓際に置かれた椅子に掛け、この景色を眺めながら、岩崎は自らの財閥の行く末を考えていたのかもしれません。

和館

洋館から向かうことができます。全部は見れませんが、和洋折衷の室内の様子が見て取れます。

洋館だからといって全てを洋風にするのではなく、日本の心も取り入れる、という点に日本人らしさを感じます。

ガラス

今の均一なガラスと異なり、若干の歪みやゆらぎのあるガラスが窓にはめられています。イメージとしては、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家にあるガラスが近いです。

ガラスの質を見れば現代のガラスの方がいいのですが、洋館の窓枠にはめられたレトロなガラスを通して外を見ると、外の風景も味わい深いものに感じられます。

特に1階から2階に上がる階段の窓から入口を見下ろしてみるとがあります。

バルコニー

庭を見下ろせる2階のバルコニーは、風が吹き抜けて、そこにいるだけでも心地よいです。

今でこそ大きな建物がたくさんできていますが、この岩崎邸ができた頃には街を広く眺めることができたのだろう、と想像に難くありません。

その光景を瞼の裏に描きながら、当時の生活に思いを馳せるのも楽しみのひとつです。

撞球室

撞球はビリヤードのことです。旧岩崎邸には、敷地内にビリヤード室があります。なんという贅沢。

この撞球室は洋館の地下から通路がつながっており、雨の日でも濡れずに移動できる素敵な仕様です。

通常、この地下通路と撞球室に入ることはできないのですが、毎月第2木曜日第3金曜日には、これらの施設に入ることのできる庭園ガイドが開催されます。9時から整理券が配られるので、是非とも参加すべき。行こう。

庭も広い

芝生の庭が素敵です。私が行ったときには一部桜も咲いていました。また、庭から洋館の外観も楽しめるので、忘れずに見て欲しいところです。

写真は、洋館の方向から南を向いて撮影したものです。

旧岩崎邸庭園

東側の木々の合間に道があり、そこを歩くこともできます。そこからは正門を見下ろすことができ、入るときに見た木々もこの庭の一部だったと、改めてこの邸宅の広さを感じることができます。

写真撮影について

平成28年4月1日から、個人的な撮影に限って、館内での撮影が可能になっています。無料開園日や土日祝日は撮影できませんが、平日であれば、建物を傷つけないよう気を付けながら写真を撮ることができます。

ちなみに私が旧岩崎邸庭園に行ったのが平成28年3月31日。休みを1日ずらせば写真を撮れました。無念。

これから向かわれる方は、平日に休みを取っていかれることをおすすめします。高校生や大学生であれば、春休みなどがおすすめです。

(重要)洋館の工事について

平成28年11月中旬から、平成29年2月末まで、修繕工事に伴う足場設置により、洋館外観の一部が見られなくなります

せっかくの美しい外観の一部が見れないのは悲しすぎるので、この時期を外して訪問することをおすすめします。

2月末で終わるということは、高校3年生なら受験が終わった3月には見られるようになる、ということ。是非とも受験後の解放感とともに訪れて欲しいと思います。

その他の見どころ

その他の見どころについては、庭園へ行こう。の見どころをご覧ください。

まとめ

東京都台東区にある旧岩崎邸庭園について紹介しました。紹介しておきながらすぐ工事期間に入るという悲しい状況ですが、ぜひ春の芽吹きとともに訪れてみてください。

どこか現実離れしたような世界を自分の肌で感じるその贅沢は、きっとあなたを満足させてくれることでしょう。

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