スーパーマリオブラザーズはプラットフォームを代表する作品

スーパーマリオブラザーズはプラットフォームを代表する作品

今までにやったゲームで己を語るシリーズ。どうもtodo(@Explorers_todo)でございます。この記事は元々別ブログで公開していたものを移設・アレンジしています。

大掃除というのは思わぬ発見があるもので、押入れの奥にファミコンのカセットが残っていました。ファミコンと言えばこのソフト! というイメージのスーパーマリオブラザーズ。

最近ではスーパーマリオ3Dコレクションが発売されたりして、盛り上がりはとどまるところを知りません。たまには初心を思い出してみようということでマリオの思い出を語ってみます。

 

 

多彩なアクション

ファミコンだし、ボタンが少ないからそんなに出来ることないでしょ、と思うことなかれ。

左右への移動、しゃがみ、ダッシュ、ジャンプ、ファイア、泳ぎ、つたの昇り降りの基本動作を組み合わせるだけで、多彩なアクションになる訳です。

ダッシュしながら逆方向へキー入力すればブレーキにもなりますし、ダッシュしながらジャンプすれば大ジャンプもできます。水中を泳ぎながらイカの丸焼きを作ることもできますし、組み合わせまで考えれば実に多彩です。

これをファミコン初期の時点で既に作っていたというのが素晴らしい。ボタンの数が少ないからこそ、それらを組み合わせたらどうなるんだろう、という想像力を刺激してくれます。

この辺りはコントローラーを使っている強みで、複数のボタンを組み合わせればいくつもアクションを作り出すことができます。単純に6つのボタンを組み合わせるだけでも、15通りのアクションを設定することができますからね。

 

大事な要素は1-1にある

スーパーマリオブラザーズで出現するアイテムは、キノコ、1UPキノコ、フラワー、スターの4種類です。実はこれらのアイテムはすべて1-1で出てくるのです。

一番最初のステージにすべてのアイテムを出すことで、チュートリアルの役割をしていた訳ですね。

最近のゲームであれば容量が充実していますから、チュートリアルとしてゲーム内で色々と説明を加えられます。しかし当時は常に容量との戦いだったので、いかに操作方法やアイテムを覚えてもらうかが重要だったのです。

説明書があるとはいえ、子供たちはそんなもの読まずにゲームを始めちゃいます。結果、訳の分からないままゲームオーバーにでもなれば、「このゲームつまんない」なんて言われちゃうのです。

そこで、簡単なステージを使ってゲームの基本要素を見せておけば、後はゲームをやりながら覚えてもらうことができます。

この方法はドラクエ1でも見られたものです。わざと鍵のかかった王様の部屋からスタートさせ、ストーリーを伝えつつ、鍵の使い方、階段の下り方、会話の仕方を実践的に覚えてもらった方法と似ていますね。

開発者の方々の気配りが見えます。

 

小さい頃は穴を越えただけで喜んだ

上記のように考え始めたのは大人になってからで、小さい頃はそんなこと微塵も考えていませんでした。

左右の移動もままならいし、ましてやダッシュなんて……という状況でしたが、1-1の穴を飛び越せたときは偶然にもダッシュジャンプに成功していたのです。

よく分からなかったけど穴を越えられたことが嬉しくて、洗濯中の母親に自慢しに行った記憶があります。

できなかったことができるようになるというのはゲームの中であっても嬉しいことで、成功体験を得るという経験を積み重ねていって、最終的に難しいステージもクリアできるようになっていきます。

 

クリアしたのは中学生ぐらい

しかもファミコンではなくスーファミのマリオコレクションでの初クリアでした。ファミコンの時と若干操作感が違っていたような気もしますが、大事なのは最後までクリアすることです。

アクションゲームがそこまで上手くない私にとってはセーブありで進めないと無理でした。ハンマーブロス怖いし。お城で火が飛んでくるのも怖かったです。

世の中には恐ろしい人がいるもので、5分くらいでクリアしちゃう人がいるんですね。これも怖い。

ダッシュボタン押しっぱなしでステージの右端まで走っていくのは、極めると音ゲーのような感じになりますね。タイミングを見計らってAボタンでジャンプする感じです。練習すると同じタイミングでボタンを押して止まらないでステージをクリアするなんてレベルになるそうなのでちょっと想像がつきません。

 

意外と怖い設定

キノコ王国のピーチ姫がクッパにさらわれた!

というのは殆どの作品で共通ですが、説明書に怖い説明が書いてあったのはご存知でしょうか。

マリオがサクサク壊していくブロックですが、あれ実はキノコ王国の住民が魔法でブロックに変えられたものだったのです。

多分この設定はもうなかったことになっていますよね。ブロックを破壊することで救出できたと考えることにしましょう。うん。

ちなみにクリボーはキノコ王国を裏切ってクッパについた者たちなので好きにしてください。

 

久々にタイムアタックに挑戦するも撃沈

ファミコン発掘したし、やってみるか! と挑戦するも、あえなく撃沈しました。

ワープを駆使して進むも、8面が難しいのです。

ファミコンのマリオは物理法則が独特なので、あと1キャラ分の距離を跳んで欲しいところで落ちたりとか、ブレーキしたつもりでも出来てなかったりとか、そんなミスばかりでした。

また、敵がいるからと言って無理に操作しようとすると、大体敵に当たったりします。スノボみたいに流れに身を任せるのも大事ですね。

あと久々のファミコンでびっくりしたのが、画面のチラつき。情緒があってこれはこれでいいのですが、昔これでゲームをやっててよく目が悪くならなかったものだと感心しました。

夢中になっていたときの思い出を振り返ってみると画面のチラつきは記憶にありませんでした。中身だけが心に残っていたんですね。

 

現在の入手方法・遊ぶ方法

2020年9月現在、バーチャルコンソールでプレイするのが一番簡単でしょうかね。3DSまたはWii Uで購入できます。……まぁ3DSは生産終了しちゃったのですでに持っている方向けですが。

 

3DSやWii UはSuicaやPASMOなどの交通系電子マネーも使えるので、クレジットカードを使わなくても大丈夫。便利な世の中になったもんだ。

あるいはファミコンミニを購入して遊ぶのもアリかも。

Switchだといっそ3Dに振り切って遊んでみちゃうのもいいかもしれません。

 

まとめ

懐かしのスーパーマリオブラザーズ。Wii Uでも3DSでもSwitchでもマリオのゲームが出てますが、30年ブランドを維持するのは並々ならぬ努力があったことでしょう。

1度ヒットを飛ばした後、次の作品では更なるプレッシャーが襲い掛かりますからね。

そのプレッシャーを跳ね飛ばし、作品を生み出し続け、ついにはオリンピックで使われるキャラクターになるまで成長させたことに頭が上がりません。

 

     

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