直虎17話。消されたライセンスじゃなくて種子島。「御身のためだ」は政次の想い

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隠れる虎松

とどでございます。

今回のサブタイの元ネタは、007の消されたライセンスでしょうか。007と言えば、映画そのものよりも、64のゲームであるゴールデンアイが印象に残ってます。

今で言うFPSのはしりでしょうかね。中学生ぐらいの頃、友人たちとはまっていた記憶があります。最終的にチョップだけで戦う縛りなども。

それはさておき、ついに虎松に焦点が当たりました。今まで完全に背景に徹してましたから、心くんがどう立ち回るか見もの。というかこの虎松が後の徳川四天王になるとは誰も思わなかったことでしょう。

話は逸れますが、徳川四天王だの、徳川十六神将だの、こうした命名にはやたらと厨二要素が入っているように思います。四天王や十二神将は仏教用語なので、超常的な存在にあやかる点は今も昔も通ずるものがあるようです。

人間ってあまり変わりませんね。なんだか昔の人とも仲良くなれそうな気がします。

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目次

  1. 種子島は妖術
  2. 調達丸投げ
  3. あっさりと再登場した柳楽くん
  4. 父親の役割
  5. 政次はハッキリと「御身のためだ」と語った
  6. まとめ

種子島は妖術

近接物理攻撃が主体な戦国時代において、遠隔攻撃というのはまさに妖術の類。直虎が「妖術だこれ!」とはしゃいだのも、むべなるかな。

と言っても弓は存在していたし、戦場で脅威になるのはもっぱら弓だったようで、遠隔攻撃そのものを見たことが無かった訳ではありません。漫画ドリフターズの言葉を借りれば、種子島や大砲の怖いところは音と光

今でこそ仕組みが分かっているものの、知識の少ない当時の人からすれば戦場でこんなもんと相見えたら、たまったもんではありません。

1度目の音がしたと思ったら、隣で味方が地に伏している。次に音が鳴ったら自分がそうなっているかもしれない。こうした想像力は恐怖に繋がり、士気の低下につながります。単純な武器の威力だけではなく、精神的な恐慌状態まで作り出すのが、この武器の恐ろしいところ。

こんなもん黙って作ってたら、本人が何と言おうと周りに謀反と言われても仕方ない気がします。大きな組織の管理者は、大きなリスクを恐れますから。

あと中野直之が種子島の扱いに長けていたのも、彼の武術面での習熟を語る上で良いポイントでした。

ちなみにドリフターズの中では、現在心くんが演じている井伊直政が、第1話で主人公である豊久にやられてしまいます。なむ。

調達丸投げ

瀬戸方久も胃の痛い立場です。量産化を目指した種子島の原料となる鉄を調達するよう、直虎に申し付けられる方久。

無茶なプロジェクトですって、社長。と進言しているにもかかわらず、社長からはまさかのGOサイン。その上調達は方久の責任でやらなきゃいけないし、その分のリスクも負わなきゃいけない。辛い立場です。

量産化を依頼された技術者たちは、自分たちの腕の見せ所ですから、まかり間違っても簡単に「無理」なんて言いません。実現可能性も結構高そうな感じで喋ってましたし。まさに中間管理職

あと運用にも弾薬などのコストがかかるのが辛いところ。モンハンのガンナーみたいに、やたらとお金がかかることでしょう。お金に困っている井伊にとっては悩みの種になってしまいます。

あっさりと再登場した柳楽くん

再登場はもう少し先かと思いきや、あっさりと出てきました。

Wikipediaの「柳楽優弥」の項目を見ると、放送前から役名が書いてありました。その役名でググってみたら、NHKの登場人物紹介が一番上に。リンクは貼られていないけど、ページだけは用意されていたようです。

まぁノベライズを読んでいる人からすれば役名は分かっていたのでしょうけど、まだドラマでは名前を出していないようなので伏せておきます。

さて、この柳楽くん演じる彼は、調べてみるとオリジナルの登場人物(以下、オリキャラ)のようで。狂言回し的な立場なんでしょうか。

直虎と恋愛しちゃう、なんてことになれば、政次ファン(の)が黙っていません。リメイク版のドラクエ5で急にデボラが登場したときと似た感覚になること請け合い。

オリキャラ無双だと、メアリー・スーになってしまうので、今後バランスのとり方が難しそうです。史実にないから自由にできる、でもやりすぎるとバランス崩壊、みたいな。

大河ドラマは、言ってしまえば史実の二次創作ですから、その中でオリキャラを出して、あまつさえ大活躍などしようものなら、原作好きの方々から批判を浴びることが予想されます。まぁ直虎自体、史実の資料が少ないからこうやって補うのは仕方ないんですけどね。

いい方向にまとめて欲しいと、勝手ながら思う訳です。

父親の役割

虎松への励ましかたを見ていると、なんだか父親みたいな感じだなーと思っていたら、作中でも言われていました。

しのは母親として子供を守ろうとするのに対し、直虎は独り立ちできるよう、厳しい言葉を投げかけながらも背中を押す父親の役割を果たしていました。

守るべきところは守護らねばならぬ、でも守ってばかりでは子は育たぬ、とここでもバランスが大事になってきます。今回虎松が自分の意志を語ったことで、しのもある程度折り合いをつけたように思います。

直親がいなくなってから、厳しくも導く立場の人間がいなかった虎松ですが、直虎によってそれが成されそうです。父親の幼少期の様子を語ったのも虎松の心に響いたんじゃないでしょうか。心くんだけに。

政次はハッキリと「御身のためだ」と語った

「消された種子島」のサブタイから、放送前は心くんが種子島を隠したものとばかり思っていましたが、結局最後の部分で政次が出てきて、量産化計画を食い止めた部分を指していました。

今回、政次は今川氏真に対し、「寿桂尼様からは直虎が後見だと許可をもらったけど、氏真様もそれで問題ないですかね?」とばっちり確認していました。承認をもらった後は安堵の表情。うむ、いつもの政次です。

何度も書いちゃって恐縮ですが、政次にとっては直虎が身を引いて、後見を下りることが一番なのです。なぜなら、常に今川から命を狙われている井伊の領主(代行)を務めるというのは危ないことだから。政次は割と一貫しておとわの身を案じています。

身を引かないならせめて、危険が及ばないように、今川との調整を行っている訳です。彼ほど優秀な部下はいるでしょうか? いえ、いません(反語)。

そこにきて、今回の火縄銃量産化計画が明るみに出ました。いくら商売のためとは言っても、寿桂尼が倒れて動揺が広がっている今川にとっては、それに乗じた反乱の芽と捉えられても仕方ありません。

おとわを守ろうと必死に動いているにもかかわらず、おとわは政次に思惑を話さないまま突き進んでいきます。

そんなおとわに対して、政次は今回本音とも取れる言葉を投げかけました。

「後見を下りられよ。それが井伊のためであり、御身のためだ

直虎は井伊を乗っ取るために、なんて思っていますが、一番守りたい人に自分の想いが伝わらないのは悲しいところ。表立って伝えることができないからこそ、苦しいのです。今回は頑張ってきわどいところまで言っちゃってましたけど。

まとめ

どうせオリキャラを出すのであれば、いっそ史実の政次の最後も変えちゃって欲しいくらい、政次が好き。中途半端なファンタジー大河より、いっそぶっとんだIF大河で。竜宮小僧さん、なんとかしてください。

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