直虎26話「誰がために城はある」久々に早口になった政次と暴れる龍雲丸

2020年2月7日

心配する政次

とどでございます。

今回のサブタイトルの元ネタはヘミングウェイの小説「誰がために鐘は鳴る」です。これを原作とした映画もあります。

同じ元ネタから取ったタイトルでは、「カエルの為に鐘は鳴る」というゲームもありました。懐かしい。

さて今回は、今川が気賀に城を築こうとしているエピソード。

今回は中村屋がいいキャラしてました。

商人たちは自分たちの利益のために行動しますが、武家の生まれである龍雲丸にとっては、築城すれば敵のいい的になる、と反対します。

龍雲丸がメインになる回は、政次派の私にとってはあまりいい回だった試しがありませんが、久々に早口で論破する政次が見れたので良しとします。

1年ぶりの再会

井伊の材木が駿府に届いたことで、直虎の忠義が証明されました。

申し開きが上手くいき、直虎の首の皮が繋がりました。

そして材木を運んできた龍雲党のみんなと再会。

作中では1年ぶりの再会です。メタ的には1話ぶりの再会ですけど。

これまでの放送から、龍雲丸にフォーカスが当たると身構えてしまうようになりました。

怪しい会話が……

直虎が助かった裏で、関口殿と政次が内緒話。

気賀の築城の話だったことが予想されますが、その後の夜会話では直虎に告げませんでした。

「今川は気賀に築城する気だ」と言ってしまったら、直虎は即行動していたことでしょう。

隠し事自体は良くないけれど、これも直虎のことを思ってのことだったのです。

横道に逸れますが、にゃんこは碁盤の上によく乗りませんでしたね。

「こっち見て―」って乗っかってきそうなもんですけど。

NG集では何回かやらかしてるのかも。BD・DVDではにゃんこのNG集もぜひ入れてください(願望)。

初回特典とかに入れてくれたら結構売れるんじゃないかしら。

気賀を訪れたのは

大沢基胤(おおさわもとたね)の家臣たち。

町衆たちに「気賀に城作るわー。その金は君たち商人が準備してね! よろよろ~(意訳)」と一方的に告げていきました。

反論しようとした中村屋でしたが、圧力に屈して「……はい」と一言漏らすのみでした。

今回の中村屋は胃の痛いポジションでしたね。

上からは圧力があるし、仲間たちは分裂して仲間外れになっちゃうし、龍雲丸は暴走するし。(´・ω・)カワイソス

龍雲丸の訴え

刺繡をしながら、噂話に興じるしの達。ここは平和です。

高瀬に聞かせられないだなんて、庵原殿は何を暴露されたんでしょうねぇ……。

そんなしの達の噂話を聞こうとしていた直虎の元に、龍雲丸が来たことが告げられました。

龍雲丸の元に向かうと、「これがお前のやり方か!」と息巻いています。

なんのこっちゃな直虎でしたが、そこはすかさず政次がサポート。

殆ど息継ぎしないで「うちではあずかり知らんこと」と4行くらいのセリフで圧倒。久々に見ましたこの政次。

反論しようにも、喋っている相手が息継ぎしてないと、口を挟みづらいですからね。反論させずにごり押しです。

それでも直虎に食って掛かろうとする龍雲丸でしたが、そこはゆきぴょん(直之)が止めます。

まぁ龍雲丸としては納得いかないだろうなぁ……って、べ、別に同情なんてしてないんだからね!

お前はどこの当主なのだ!

政次の怒りもごもっとも。

今川への忠義を通して生き延びたのに、龍雲丸の意見を丸のみで行動してしまっては、また謀反と取られてもやむなし。

というか結果として今まで何度も許してくれてるので、今川氏真ってめっちゃ心が広いんじゃないかと再評価。

政次は直虎の命が心配だからこそ、ここまで怒れるんですよね。

大沢さんちの家臣は井伊にも来ました

龍雲丸に材木を焼かれてしまったため、井伊に追加で材木を卸すよう告げた大沢さんちの家臣たち。その材木は誰が切るのか……。

かくなる上は武器に頼るほかない、と脅してきます。井伊が気賀と繋がっている情報は、今川経由で聞いていたのでしょう。

家臣たちが帰った後、速攻で飛び出す直虎でしたが、どこへ行くのか問い詰める政次。

裾を踏むあたりに鶴っぽさが出ていて良かったです。ゆきぴょんがいる場であそこまでやるってことは、相当心配してます。なりふり構わず何としてでも止めようとしてます。

一度は過ぎ去った直虎でしたが、わざわざ戻ってきて「下知には逆らわぬ!」と告げるあたり、直虎と政次の信頼関係が深まった様子が見て取れます。

直虎も政次に心配させないように、と政次のことを思ってこれを告げたのです(・∀・)ニヤニヤ

締め出された客を拾う

気賀に向かうとそこは世紀末でした。

モヒカンがヒャッハーしてそうな雰囲気の気賀。住人が築城派、築城反対派の2つの勢力に分かれていがみ合っているようです。

築城反対派が締め出した客は、築城派が拾って取引をしているようでした。塩留めと同じような構図ですね。

住人が投げてくる石から直虎を守るゆきぴょん。この辺りは流石です。

中村屋に駆け込めば、彼が仲間外れにされていることを知らされます。

直虎からも頼みごとをされ、「……はい」と、またしても強制的にYESを言わされました。(´・ω・)カワイソス

心配過ぎて和尚様の所に駆け込む政次

一方で、気賀に向かった直虎を心配する政次。けなげ。

テロップでの強調はありませんでしたが、仏教用語としての「自然(じねん)」がちらっと出てきました。

固執を捨て、あるがまま、目の前にあるものを1つ1つ誠実に対応する。

それで大体うまくいく、という和尚様に対し、「上手くいけばいいのですが」とやはりまだ心配している政次。

万が一にも何かあってほしくない、という思いが感じ取れます。

騙して悪いが

仕事なんでな。

ちょいちょいネタを突っ込んでくるあたり、いろんな層を取り込もうとする姿が見られます。

それはそれとして、直虎は気賀の築城派、築城反対派を集めて説得に当たりました。

問題の切り分けを行い、実は築城そのものは商人にとって大きな障害ではなく、むしろ交渉をするための材料にできる、と言う方向で話がまとまりました。

決着したあとの中村屋のテンションは最高でした。まるっ!

しかし「いいわけねーだろ」と龍雲丸はご立腹。

戦いを知らない商人にとっては、城が築かれる、ということの意味を深くまで考えていませんが、龍雲丸にとっては戦乱の象徴。

彼は気賀を出ていく選択を取ろうとします。

龍雲丸がぷんぷん丸

余裕のある時はのらりくらりとかわすような態度でしたが、直虎が心の奥まで踏み込んでくるからか、だんだんと声を荒げるようになってきました。

HUNTER×HUNTERの1巻で出てきた「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」ってのがまさにこれ。

段々と龍雲丸の深いところまで入れていることの証でもあります。

「城が戦を呼ぶものではなく、領民を守るものだというのであれば、城主になって、俺の親みたいに城を枕に斃れる人間を出さない。そんな采配ができるか?(意訳)」と問いかける龍雲丸に対し、答えられない直虎。

領主ではあってもまだ城主になっている訳じゃないから無理もないです。

瀬戸方久の案

龍雲丸が去って行ったことを受け、「これで良かったのではありませぬか」と直之。諸手を挙げて賛同したい気持ちです。

龍雲丸はもうお腹いっぱいだよ……。

それを尻目に、「気賀の城、大沢さんじゃなくて、殿が治めちゃえば? 気賀の民的にも、それがいいっしょ(意訳)」なんて案を出してきた方久。余計なことを。

政次にとっては、龍雲丸が去ってくれるラッキーチャンスでしたが、この場にはいないので反論できず。

直虎の覚悟があれば、城主になれる道が見えてきました。

どうする直虎!? →つづく。ここで引きかー。

ちなみに、途中でやめたりしたものに興味を引かれたり、それが記憶に残ったりする現象をツァイガルニク効果と呼びます。

ジャンプとかで、いいところで次週に続くのもこの現象です。ツァイガルニク・エフェクトとカタカナにすると必殺技っぽい。

(覚えたての言葉は無理やりにでも使っていくスタイル)

まとめ

サブタイトル通り城がテーマになった回でした。

木を切って、その材木で直虎の命を救った結果、「気賀に城を建てます」ってなったら、そりゃ龍雲丸も激おこぷんぷん丸になります。

直虎が城主になる可能性も見えてきたので、やっとドラマ名通りになるかも。

おまけ

サブタイトルの元ネタ集作りました。