ワリオランドはチャレンジ精神をもってマリオと差別化した

ワリオランドはチャレンジ精神をもってマリオと差別化した

今までにやったゲームで己を語るシリーズ。どうもtodo(@Explorers_todo)でございます。この記事は元々別ブログで公開していたものを移設・アレンジしています。

マリオの話しかしてませんが、それだけマリオ系のゲームをやっていたんだな、と実感しました。このページではゲームボーイのマリオランド3作目のワリオランドについて思い出を振り返ってみます。

ワリオランドは、スーパーマリオランド3となっており、マリオランドシリーズの一作という位置づけです。主人公は前作のラスボスであるワリオで、ヨッシーアイランド、ルイージマンションなど、マリオ以外の登場人物が主人公になるスピンオフ作品の1つです。

「マリオ出てきたっけ……?」というくらいの印象でしたが、エンディングだけ出てきてました(うろ覚え)。

一通りクリアした後はひたすらコインを貯めるという、終わった後のドラクエのレベル上げをずっとしているような作業をやった記憶があります。カンストさせると気分が良いですからね。

 

 

お城が欲しいワリオ

元々お城が欲しくて、6つの金貨でマリオ城を占拠したワリオ。ワリオランドでは、自分のお城を建てるために海賊のお宝を狙います。結局横取りを狙うあたりがワリオらしいところです。

今回のコインも100枚集めて1UPとはならず、最後のステージをクリアしたときの所有コイン数でお城の規模が変わるマルチエンディング。コインが少ないとボロ小屋のような城(と言って良いものか)になっちゃいますが、最終的には惑星をもらえます。

結構気が遠くなるくらいのコインが必要だった気がします。単三電池を4本使いながら延々とコインを溜めていくのは今考えると「なぜオレはあんなムダな時間を」と振り返りたくなりますね。逆にあの時間があったからこそ、時間の貴重さを学べたのだ、と前向きに考えることにします。

 

コイン数を増やす裏技があった

そんなコイン溜めですが、実は割と簡単に溜めることができる裏技がありました。

セレクトボタンを16回押すとデバッグモードに入れて、コインの数を自由に増やせる、なんて技だったと思います。思います、なのはうろ覚えだからなのですが、この裏技、何で知っていたのか定かではないですが、友人から聞いたような気もします。

いろいろなゲームの裏技がズラーっと載っている本があって、それを見せてもらって知ったのかもしれません。

コインが十分に集まった後は、ぜになげのように10コインを投げまくっていた思い出。コインが溜まる前は1枚のコインでもムダにしたくない気持ちでしたが、もう最大まで溜まってしまえばあとはもう用無しとばかりにムダにしちゃってました。「どうだ明るくなったろう」とお金を燃やす例の画像のようなことをしていました。

ゲームを作っていると、こういうデバッグモードを消さずにリリースする気持ちも分かってしまいますね。カートリッジとして焼いたあとでも、確認できる手段を残しておかないとデバッグ作業を効率よく進められませんからね。製品版でバグが出た報告があったら、うまくデバッグモードを使って確認して、後期版のロムで修正することも考えられます。

今でこそネットワークを使ってソフトウェアをアップデートしやすくなりましたが、当時は売り切りのカセットで提供していたのですから、修正も容易ではなかったと思います。

サービスデスクでバグ報告の電話を受けるのはめっちゃ胃が痛くなりそうですね。

 

ゴールに入るのにコインが必要

このゲーム、ゴールに入るのにお金が必要なんです。10コイン入れるとゴールの扉が地面から浮かび上がってきて、入ることができるようになります。

え? お金が足りないって?

ならば仕方ありません。戻ってコインを拾ってくるのです。10コイン納めるまで通すことはできませんねぇ。

というのがワリオランドのゴールです。今までのゴールのように無料で使わせてくれるなんて優しさはありません。

幸い、コースの中にはたくさんコインが置かれているのでゴールできないということはないですが、一生懸命敵をかわしてゴールにたどり着いた時に「あ、お金が足りない」となるのは結構心にダメージが入ります(笑)

やられた時に復活できる中間ポイントも10コイン必要なので、最初の頃は必死で20コイン捻出してクリアしていました。

クリアさえしてしまえば、あとはゴール後のボーナスゲームでコインを増やすことができるので気が楽……かと思いきや、2択に失敗するとコインが半分になるという追い討ちまであります。裏技を知るまではこのボーナスゲームに一喜一憂していました。

 

ワリオならではのアクション

6つの金貨でラスボスとしてのワリオが使っていたキノコやニンジンは出てきません。

その代わり、ニンニクを食べてパワーアップします。この辺りがマリオとの差別化ですね。付随して、アクションもマリオの物とは変更されました。

その巨躯を活かしてヒップドロップしたり、体当たりで敵をふっとばしたり。これらのアクションを駆使してお宝を回収していく必要があるので、結構頭を使いました。

ブルワリオ、ドラゴンワリオなど、帽子が変化するのも面白かったです。ドラゴンワリオの帽子には口がないので、口からではなく鼻から炎を吹き出します。

他にも空を飛べるジェットワリオもありました。こういう空を飛べる系のアイテムがめっちゃ好きで、マリオランド2のバニーだったり、マリオ3のしっぽマリオをよく使っていました。

マリオランドシリーズではありますが、ここまで主人公のアクションが変わるというのは挑戦的だと感じます。同じシリーズ、でも中身は違っていて飽きさせない、という3作目の意気込みを感じますね。

 

やっぱり強制スクロール面が嫌い

溶岩のステージだったか、画面左から溶岩が迫ってくる強制スクロール面があった気がします。あの面ほんとに嫌いでした。

子供だった当時は、後ろから何かが迫ってくると焦ってしまいますから、お宝を回収している余裕もなかったんです。この辺りのエリアがクリアできず、何日か悩んだように思います。

その溶岩がトラウマになったからか、溶岩の湖であひるボートを漕ぐなんていう訳の分からない夢を当時見た記憶があります。皆平気な顔をしてボートを漕いでいました。落ちる人がいなかったのが救い。あまりに印象的だったからか、今でも覚えているんですよね。不思議。

大人になった今では納期の強制スクロールが怖いです。

 

地名がおしゃれ

子供の頃はあまり気にしていませんでしたが、今wikipediaを見てみたら地名がおしゃれでした。

ライスビーチ、ティーポット山、シャーベッ島、ストーブ谷、ティーカップ号、パセリの森、シロップ城、こうして並べてみるとおしゃれな喫茶店で優雅な午後のティータイムを過ごしていそうな名前がずらりと並んでいます。

上でちょっと触れた溶岩の強制スクロール面は多分ストーブ谷ですね。こやつめ。

前作からさらにステージが広くなり、かなり長く遊んでいた記憶があります。隠しゴールでルートが分岐するのはだんだん恒例になりつつありますね。

コースに入ったタイミングでコース番号が表示されるのですが、隠しコースに進まずにストレートに進んでいくと番号が飛んでいるので、「あ、ここまでのコースの中に隠しゴールがあるな?」と気づく仕掛けになっているのも心にくいですね。フィールドマップでコースが二重丸◎になっているところが分岐だったかな?

 

現在の入手方法・遊ぶ方法

2020年9月現在、バーチャルコンソールでプレイするのが一番簡単でしょうかね。3DSで購入できます。

以前購入したときに知りましたが、New 3DSでSuicaが使えたのが衝撃的でした。しばらくSuicaを使う機会がない場所にいるので、チャージしてあったお金が無駄にならなかったのがうれしかったです。

直近でのワリオの活躍というと、Switchのスマブラへの参戦かな。元気に飛び回るワリオを見たいならこちらも。

 

まとめ

ワリオランドの思い出を。これ以降のワリオシリーズについては未プレイなのですが、残機制が無くなってさらにアクションの幅も広がった、というレビューも多く見かけるので、ちょっと気になるところ。

でも思い出に浸りたい思いもあるので、まずはワリオランドから再プレイしてみようかな。

 

     

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