直虎23話「盗賊は二度仏を盗む」南渓和尚の策略と演技が光る回でした

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龍雲丸は見た!

とどでございます。

今回のサブタイトルの元ネタは「007は二度死ぬ」かな。

龍雲丸が近藤康用領内の寺に潜入していたので、007要素があったと言っても過言ではありません。過言か。

彼絡みの話題は大体地雷なので、毎回騒動が起こっています。

今回の騒動を解決して家臣になるかと思いきや、残念ながらフラれてしまいました。

「空に雲が出ていたから」なんて文学的な断り文句でしたが、録画を見返してみても「いや意味わかんねーよ」って感じなので、頑張ってその意図を汲み取ってみたいところ。

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政次のおかしな咳

前回の予告でもあったけど、近藤康用が訪ねてきた際、政次がをしていました。

おおぅ病気フラグか?

なんて心配が生まれましたが、実はこれも政次の策略でした。

でもガチで病気っぽい感じもするのよね。

二日酔いのときに記憶を辿る

記憶が飛ぶほど飲んだことのある人にとっては、今回の直虎の気持ちはよく分かるんじゃなかろうか。

しこたま飲んだ次の日に「前日の自分、何してたんだろう」なんて時には、周りの人に聞いてみたり。

すんごいおかしな行動をしていたと聞かされても、なかなか信じられないんですよね。

家臣たちは割とマイルドにその様子を伝えていました。やさしさ重点。

さすがに「我のものになれ! って言ってましたよ」なんて言えませんよ。

乗り込んできた近藤康用

直虎の元に乗り込んできた近藤康用。

これだけ衝突してますけど、この人後で「井伊谷三人衆」と言われる人ですからね。

何のイベントもなく仲間になったら、それこそ信用できないのです。

今回は、仏像が盗まれた! なんつって乗り込んできました。

近藤康用のかまかけにあっさり引っかかる直虎。領主としてまだまだあまちゃんなようです。尼だけに。

政次の進言もあり、龍雲丸たちを引き渡すと答えた直虎でしたが、中野直之に龍雲丸たちを逃がすよう伝えました。

表の顔と裏の顔の使い分けも少しずつ学んでいるのがいいですね。

結局間に合わないんだけどね

中野のゆきぴょんは結局間に合いませんでした。

彼が龍雲丸たちの住処に辿り着いた時には、近藤康用やら政次が探索判定をしているところでした。6ゾロ振られなくてよかった。

ひとまず龍雲丸たちは逃げおおせたようです。

うやむやにして流すのも大事

ベストではないけどベターな手段。いわゆる大人の解決方法ですね。

南渓和尚は、仏像を寄進してそれで手打ちにするよう直虎にアドバイスしました。

直虎としては、龍雲丸たちが仏像を盗んでないと信じているので、認めたくない解決方法でしたが、それをこらえて康用に頭を下げました。

相手の溜飲を下げるためには、正論だけでは立ち行かないこともあるので、和尚様の言っていることもごもっとも。

そもそも直虎が龍雲丸に仕事を任せていること自体が、周りから見たら理にかなっていない状態ですし。

近藤☆自演乙☆康用

実は自演でした。

元盗賊をかくまっているという噂の領主を蹴落とすために、事件をねつ造していたのでした。

あちらさんの和尚さんはご丁寧に仏像をしまっていました。それこそ罰が当たりそう

プリースト技能剥奪でも良いレベル。

南渓和尚のわざとらしい演技とか最高でしたね。

「仏様はすべてお見通しのようです」なんて言ってましたが、意訳すれば「近藤、お前の仕組んだ茶番は全部わかってるからね。分かってて言わないでいてあげてるんだからね」っていう脅しでした。

近藤康用のぐぬぬ感も見事。

龍雲丸の盗賊技能を活かした

盗賊時代の技能を活かして、隠された仏像を元に戻した龍雲丸。

見事なスカウト技能です。隠密判定で1ゾロ振らなくてよかった。

結局盗人じゃねーか! なんて言ってはいけないのです。

盗みをしていないことを立証するために、盗みに入る。哲学的な倒錯感を抱えつつも、この問題はなんとかしのいだのでした。

家臣の中でも龍雲丸たちの評価は高め

関わることの多かった六左衛門はともかくとして、中野のゆきぴょんまで龍雲丸たちに対してデレてました。

政次だってもはや召し抱えることに対して反対してないですものね。

井伊のために彼らを使うのであって、彼らのために井伊を使うな、と釘をさす政次。

それ自体は正論なのですが、その発言の背景には、直虎の龍雲丸に対する入れ込みようがあったことと思います。

誰よりも井伊のことを考える政次だからこそ、直虎の私情で井伊がめちゃくちゃになってはならないと本音で言ったのでしょう。

嫉妬? いや、それはないでしょう。うん、たぶん。おそらく。

直虎のブーツ

龍雲丸を召し抱えたい旨を伝えに彼らの住処に行った際、直虎はブーツらしき靴を履いていました。

戦国時代と言えば草鞋、という思い込みがありましたが、ちゃんとした靴もあったんですね。

秀吉が信長の草鞋を温めていた、なんてエピソードがあったためでしょうか。

召し抱えはフラれました

発注していた案件の検収が終わり、請負のお金の支払いが終わりました。

龍雲丸は井伊の家臣になるかと思いきや、「お断りします!」とばっさり。

その理由を問えば、「雲が出ていたから」。

録画していたので2、3回見直しましたが、やっぱりこれだけじゃ意味がわからない。

頑張って考えてみるならば、龍の形の雲は自分の在り様

雲は一つ所にとどまらず、風に乗って流れゆくものだから、その雲に自分自身を重ね合わせて「断る」と言ったのでしょう。

武家出身の身であるからこそ、武家に仕える窮屈さも知っていたのかもしれません。

彼の仲間たちは士(さむらい)になるのは悪い話じゃないと思っていたようですが、彼らは武家の出身ではないので、憧れのようなものが含まれていたのかも。

その点、龍雲丸は現実的に武家というものを見つめた結果、「性に合わない」と感じたのかもしれません。

元船乗りのカジは「かしらについて行きます」なんて言ってましたが、彼はかしらと一緒に出ていくのでしょうか。いっそ仲間たちもかしらと一緒に行くのかも。

メインストーリーから外れるけど、直虎がピンチになったときに駆けつける、とかだったら熱い。キングダムの山の民みたいな。

おや!? なつのようすが……!

政次への熱視線。これは惚れてますね。

政次の弟、玄蕃の奥さんではありますが、事あるごとに政次をサポートしてくれています。

今回も、龍雲丸を逃がせたのはなつのファインプレーがあったからです。

龍雲丸が家臣になるかも、と言った日には着物のほつれも直そうとしました。

玄蕃の家である小野の当主が、ほつれた着物を着ていては示しがつかない、なんて考えもあるでしょうけど、やっぱり意味ありげな視線を送るなつ。

ここにきて直虎のライバル出現です。

といっても政次は直虎一筋ですから、くっつくことはない……はず。

この話が収録されているのは

こちらの完全版第弐集。第13回から第31回までが収録されています。政次の真意がわかって、共に力を合わせていくあたりが収録されています。

政次役の高橋一生さんのインタビューが特典として入っているのが嬉しいところ。

まとめ

盗みをしていないことを立証するために、盗みに入る。哲学的な倒錯感を抱えつつも、近藤康用からのいちゃもんを凌ぎました。政次の策略、南渓和尚の演技、龍雲丸の技能、これらがあったからこそ乗り切ったのです。直虎は納得いかなくても頭を下げてたら見事。

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