西郷どん第15話「殿の死」次の一手を打つ前に志半ばで散る斉彬様

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夢まで、あと一歩

とどでございます。

タイトルがもう。ね?

今回は奔走する西郷さんがとても印象的でした。ひげも伸び放題でしたし。

京都から鹿児島だと……10日くらい走りっぱなしだったのかしら(適当)

それとは対照的に、次の将軍が慶福に決まってしまい、薩摩で開発を進めていた集成館も井伊が事業停止に追い込もうとまでしたことから、魂が抜けてしまった斉彬様。

あと一歩で夢に届きそうだったのに……と思えば仕方ないことかもしれません。

失意のままにいる西郷さんを正助が支え、同じく失意のままにいる殿を西郷さんが支え、二人とも次の手を打つことに。

京で朝廷を味方につけようと準備を進めていましたが、練兵中に病に倒れた斉彬様。

あまりに無念……!

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前回のあらすじ

西郷どん第14話「慶喜の本気」井伊の刺客との戦いで覚悟を決めたヒー様
西郷どん第14話「慶喜の本気」井伊の刺客との戦いで覚悟を決めたヒー様
西郷どんの感想を気になったところ中心で好き勝手に書いています。今回は井伊直弼がいっぱい喋っていたので、直虎さんの時との対比ができたのがよかったです。直虎と同じように「徳川のために」なんて言いつつも、目指している向きが違っているのが興味深いところ。時代と環境が違えば、同じセリフでも意味が違ってくるんですよねぇ。

ヒー様を次の将軍にするため、奔走する西郷さんと橋本左内。

それを見ていた井伊直弼は西郷さんを夜のお茶会(意味深)に誘い、井伊の陣営につくよう勧誘をしたものの、西郷さんはばっさりと切り捨てました。

薩摩から江戸には斉彬が書いた建白書が届き、議論はさらに加熱。

井伊直弼はヒー様に刺客を送り込み、闇討ちを狙うも西郷さんに返り討ちにされ、失敗。

この件でヒー様こと一橋慶喜は覚悟を決め、井伊直弼の屋敷で将軍になることを宣言したのでした。

今回はこんな話

今回のハイライトはこちら。

  • 家定、倒れる
  • つぎはぎの言質とお手紙の偽造で井伊が実権を握る
  • 次の将軍は井伊の息がかかった慶福に決まる
  • 知らせを受けた西郷さん、京から鹿児島まで奔走
  • 殿、夢破れて力が抜ける
  • 失意の西郷さんを励ます正助
  • 兵を挙げて京へ上ることを殿に提案する西郷さん
  • 殿、京に向かう準備をしている最中に倒れる

今回も気になる所を中心に。気になるところって言っても、殿の話になっちゃうけど。

まさに志半ばで

幕府が幕府のための政治を行う体制を変え、異国の脅威から民を守ろうとした斉彬様。

将軍継嗣問題で破れた後、西郷さんと共に次の一手を打つ、その最中で病に倒れました。

まるで燃え上がったろうそくが、ふっと消えるかのようにいなくなってしまいました。

病床で家臣一人一人に声をかけて、ドラマチックにこの世を去るとかではなく、これからという時に。

まさに志半ばで、という言葉がぴったりでした。

倒れる瞬間も西郷さんと

倒れた時に、「西郷……」と吉之助の名前を呼んでいたのが印象的。

もちろん、兵を挙げて京に上り、朝廷の力を高めて幕府が無視できないように強化するという作戦の立案者が西郷さんなので、その作戦の遂行が念頭にあって西郷さんの名前を呼んだのかもしれません。

しかし今回、1話で西郷さんと出会った場所で、その時のことを話したり、「民や国を支えるには農業があってこそ」と西郷さんの進言を覚えていたりと、このドラマの斉彬様は個人的にも西郷さんを気に入っていました。

今回の作戦を持ってきた西郷さんに、「今からお前は儂になれ」と声をかけていたシーンもあり、夢を共にする仲間として認めているからこそ、西郷さんの名前を呼んでいたのでしょう。

いやもう成長した西郷さんを見て、みんなの前で認めていることを告げ、泣いている西郷さんに「泣くな〜」と言いながら自分も泣いているくらい、西郷さんの成長が嬉しかったことが伝わります。

「西郷、京で会おう」と約束していたのも、最後まで西郷さんの名前を呼ぶ要因になったのかも。

何も分からない状態から成長した西郷

その作戦が殿に認られるまでに成長した西郷さん。

今回の放送の中でもあったように、御庭方に着いた頃は殿の話が難しくて分からないような口ぶりだったのですが、ここにきて作戦の立案まで行いました。

異国の脅威から民や国を守るために、国の仕組みを変える手を斉彬様に進言します。

最初は農民の視点から民の生活を伝え、ここに至って国を守る視点で物事を見ることができています。驚異的な成長ですね。

斉彬様が国を守るために行動していたことで、その斉彬様と行動を共にしていた西郷さんも同じ視点で物を考えることができるようになったみたいです。

自分に見えない世界を見せてくれるってのは素敵です。

しかも、ヒー様が将軍に就けなくなったことで斉彬様が失意の中にいる時、西郷さんが新たな光を示してくれました。

西郷さんに国レベルで物事を考える視点を示し、その西郷さんから支えてもらう。薩摩の人々が持つ支え合いの精神が見えます。

このやっせんぼが! という正助の励まし

西郷さんが辛い時には大久保正助が支え、正助が辛い時には西郷さんが支えと、お互いに助け合っている関係が素敵。

特に今回は、1話から出てきていた「やっせんぼ」という言葉がまた使われていました。

「万策尽きた」と泣く西郷さんに、「おいの知っちょる西郷吉之助はこんなことで諦める男じゃなか」と励ます正助。

支え合いですよ、支え合い。

斉彬様と西郷さんの関係もそうなりつつありましたが、せごどんでは誰かのスタンドプレーだけじゃなくて、支えあいにも重点を置いているのがいいです。

ガラスの割れる演出

今回は不吉な予感を演出するために様々な演出がされていました。

冒頭、ヒー様が将軍になる宣言をし、京で天子様の許しをもらって喜ぶ西郷さん、橋本左内。彼らが去った後、月照の数珠がバラバラになっていたり。

オープニングに入る際は、セピア色への色調変化とガラスの割れるような演出があったり。

家定が秋になったら柿を食べさせたいと未来の話をしたり。

これでもか! というぐらいに不吉な演出を仕込んでしましたね。

特にガラスの割れる演出は、敵とエンカウントしたかのような感じで身構えてしまいました。

まとめ

志半ばで病に倒れた斉彬様。

西郷さんと京で会う約束をしながら倒れるのはさぞ無念だったことでしょう。

斉彬様が出てくると何となく安心する感じがありましたが、今度は西郷さんがそうなる番かな。

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