西郷どん第19話「愛加那」自分で相手を決めた結婚。ラブぜよ

2020年2月10日

ラブぜよ

とどでございます。

奄美大島に流された西郷さんは、とぅまさんとなんやかんやあって結婚することになりました。

アンゴ(島にいる間の奥さん)としてじゃなくて、ちゃんと一生連れ添う夫婦として。

結婚した女の人は名前を変えるらしく、西郷さんが「愛」の文字を考えて、とぅまさん改め愛加那(あいかな)さんとなりました。

名前の話になって、「あなたの本当の名前は?」と聞かれた時に、ちゃんと目を見て「西郷吉之助じゃ。でもこの名は捨てた」と島で生きる覚悟を伝えたのもすんごいよかったです。

字幕なしの「ありがとう、私の旦那様」もちょっと泣きそうになりました。

前回のあらすじ

月照様と一緒に冬の海に身を投げた西郷さんでしたが、一人だけ生き延びてしまいました。

生きていることが幕府に知られると薩摩藩がピンチになってしまうため、菊池源吾と名を変えた上、奄美大島に幽閉されることとなりました。

その奄美大島では、薩摩に対する年貢としてサトウキビを栽培していたものの、取り立てが厳しすぎて島民たちが苦しんでいました。

西郷さんがお世話になっている家の娘であるとぅまさんは、薩摩の圧政から、「湯水のごとく金を使う殿が死んでせいせいした」と斉彬様をボロクソにこき下ろします。

斉彬様のために生きてきた西郷はこれを聞いて怒ったものの、薩摩が黒糖を召上げる様子を見て、斉彬様が言っていた「民を守る」と言っていた中に、奄美の人々が含まれていなかったことを知ります。

橋本左内の訃報が届いたことも重なって、雨の中で泣いていた西郷さんは高熱に倒れてしまいました。

薩摩を憎んでいるはずなのに、寝込んだ西郷さんを看病してくれたとぅまさんの姿に心を打たれ、彼女に島のことを教えてもらうことになりました。

今回はこんな話

今回のハイライトはこちら。

  • 奄美大島で暮らして数ヶ月が経ちました
  • サトウキビの収穫を手伝ったり、米を食べさせたりする西郷さん
  • 子供達に字を教えたり、郷中教育で道徳を教えたり
  • しかし、西郷さんが奄美の人たちを助けると、薩摩の代官に睨まれる危険が
  • 案の定、年貢をもっと搾り取るため、捏造証拠で村人を摘発する代官
  • 龍佐民(とぅまの叔父)と富堅(とぅまの兄)が連れ去られる
  • とぅまさん、ジャンヌダルクのごとく代官所に討ち入り
  • 西郷さんが代官の暴走を止める
  • 代官、復讐を企むも、手を出しちゃいけない人物だと知り泣き寝入り
  • 命を救われたとぅまさん、いつか西郷さんがいなくなる未来を知りながら結婚
  • 島で結婚式を挙げる西郷さんがマジで楽しそう
  • とぅまさん、愛加那さんになる

今回も気になる所を中心に。

島の子供も薩摩の民

斉彬様は「民のため」と言っていたけれど、奄美大島の人々はそのように思われていないと感じていました。

薩摩藩から厳しい年貢の取り立てをされていたので、そう感じてもやむなし。

それを知った西郷さんは、彼らも殿が守ろうとした民であることを心に留め、仕事を手伝ったり、自分の持っている食料を分けたりしました。

薩摩の子供達はみんな郷中教育を受けているので、それに習って文字を教えたり、薩摩隼人の生き方を教えたり。

まず自分のできる範囲から助けていくのが西郷さんのいいところ。前回やさぐれていたけど、根っこの部分は変わっていなかったよ。

お米とか送ってもらってるけど

あれはやっぱり正助が便宜を図ってくれているのかな。

島津斉興が西郷さんを助ける条件として、月照さんを斬ることを提示しましたが、結果として彼の出した条件を満たすことにもなったし。

正助とは手紙のやりとりを出来てるみたいだし、再起を期待されている感じがひしひしと伝わってきます。

島にいると手紙でしか外の様子が分かりませんが、きっと正助が薩摩で奔走してくれているんですね。

次回の予告だと今度は正助回のようですし、期待が高まります。

典型的な悪役の代官

ザ・悪代官ですね、奄美の代官。

斉彬様が生きていたら蹴り飛ばしていたことでしょう。

捏造した証拠で住民を罪人に仕立て上げたり、「わしの女になれば、お前の叔父と兄を助けてやる」と持ちかけたり。

前回も「砂糖が取れないなら、君たちの食料畑をサトウキビ畑にすればいいじゃない」とマリーアントワネット発言してましたもんね。

近藤芳正さんの演技がいい感じに悪役感を増幅させていました。ねちっこい演技もうますぎ。

討ち入りがジャンヌダルク

叔父と兄を連れて行かれて激おこのとぅまさん。

西郷さんの制止を振り切り、篝火を持って代官所に突入しました。

先陣を切っていくジャンヌダルクみたいな感じ。

命を捨ててでも大事なものを取り戻そうとするのは、西郷さんと似ている部分があるのかも。

正助が止めたのと同じ止め方

代官の田中が「わしの女になれ」と持ちかけた時、とぅまさんは「そんなことするくらいなら命を断つ」と気丈に突っぱねました。

その時のかんざしを首元にあてがう様子が、前回の西郷さんと同じでした。

前回は西郷さんが、月照さん亡き後、殿からもらった短刀で命を断とうとしていました。この時は正助が駆けつけて西郷さんを止めたんでしたね。

今度は西郷さんがとぅまの元に駆けつけ、止めました。

この構図、すごく良い。

その後に西郷さんが代官の田中にまつりごとを諭すのも良い感じ。復讐を企む田中でしたが、木場さんから手紙を渡され、西郷さんは手を出してはいけない人だと知り、泣き寝入りすることに。まぁ悪いことしてたんだし、しょうがないね。

代官に対する抑えにもなって、島には平和が訪れました。

今回割とベタベタな展開だったけど、良い感じにまとまってましたね。

島の外からやってきたヒーローが、島で悪さをする人を懲らしめて、島のお姫様と結婚する、みたいな。教科書に載せたいお手本のようなプロット。

結婚と名前

お互いに命を助け合ったとぅまさんと西郷さんは、それはもうフォーリンラブでした。ラブぜよ。

須賀さぁとの結婚は親が決めた相手でしたが、とぅまさんとはお互いに好きになっての結婚となりました。

薩摩に辛い思いをさせられてきた人にとっては、すぐにこの結婚を受け入れることは難しいかもしれませんが、この西郷さんならそれも時間の問題ですね。

代官の悪行を懲らしめたし、しまんちゅぬ暮らしも良くなることでしょう。

結婚した女の人は名前を変えるらしく、西郷さんにアイディアをもらうことに。最初は「とぅま加那」なんてそのまんまな名前を挙げていましたが、「こーろ(心)がない」と一蹴。

「心」からヒントを得たのか、西郷さんが考えた名前は「愛」でした。真ん中に心があるから真心こもった名前です。

最後に字幕なしで「ありがとう、私の旦那様」って言ってたのはちょっと目頭が熱くなりました。視聴者にも字幕じゃなくて心を込めた言葉で伝えてる感じが素敵。

まとめ

島の外からやってきたヒーローが、島で悪さをする人を懲らしめて島の姫と結婚するヒロイックなストーリーでした。

登場人物をギリシャっぽい名前に変えたらそのまま神話として使えそうなプロットです。

プロットはベタなのに、やっぱり最後ちょっと泣きそうになりました。