西郷どん第35話「戦の鬼」慶喜の熱烈なストーカーと化した西郷さん

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罠だ! これは罠だ!!

とどでございもす。

龍馬の目指す方向と大筋で合っていたけれど、ある一点で西郷さんと龍馬の考えが決裂してしまいました。

それは徳川慶喜の存在。二人が議会政治を目指す点では同じでしたが、龍馬は慶喜を含めての議会を目指し、西郷さんは慶喜を排除した議会を目指しました。

大政奉還を行ったとはいえ、ついこの間まで政権を担っていたことを考えると、徳川家に頼ってしまう未来が見えるんですよね。その中で慶喜の発言力が大きくなったら、これまでと何も変わりません。

「どげんしてでん、慶喜を討つ」の言葉通り、西郷さんは手段を選ばず慶喜を倒すための大義を得るため、江戸で浪士達に暴れさせたり、御所の門の前に立って銃を向けさせたりとやりたい放題。

特に浪士達を江戸で暴れさせた辺りのエピソードは割と擁護できないレベルのクズエピソードなので、最後の信吾の言葉が刺さります。

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前回のあらすじ

西郷どん第34話「将軍慶喜」薩摩さんサイドから見ると悪の将軍
西郷どん第34話「将軍慶喜」薩摩さんサイドから見ると悪の将軍
前回は割とのほほんとした話でしたが、京に戻ったらまた政治的なゴタゴタに巻き込まれる西郷さん。慶喜が将軍職に就いちゃって幕府を動かせるようになったからさぁ大変、薩摩はどんどん追い詰められることに。「もうやるしかないじゃない!」とついに武力倒幕を目指します。

徳川家茂が亡くなり、第二次長州征伐は中断されました。そのあとを継いだのは一橋慶喜改め徳川慶喜でした。

有力な藩主経験者、および島津久光で四侯会議を開いて慶喜を牽制しようとする薩摩でしたが、慶喜の巧みな根回しにより主導権を握られてしまいました。

慶喜は外国、特にフランスと積極的に関わり、国土まで売ろうとします。その姿勢に薩摩藩は激怒、長州藩と共に慶喜を討伐するしかないと挙兵しました。

が、それを見越して慶喜は大政奉還してしまい、大義名分を失った薩摩と長州は振り上げた拳の行き先を失いました。

大政奉還は坂本竜馬が原案を出したもの。「これでいい国になる」と豪語する龍馬でしたが、「これじゃ何も変わりもはん」と西郷さんは龍馬にケンカを売りました。

今回はこんな話

今回のハイライトはこちら。

  • 大政奉還後に描く政治の姿から、龍馬と袂を分かつ西郷さん
  • 慶喜はやっぱり大政奉還後、公家が徳川に泣きついてくることを想定してました
  • 西郷さん、慶喜のストーカーと化す
  • 西郷さんの薩摩での子供・寅太郎誕生
  • 龍馬、近江屋で襲撃される
  • 新政府で慶喜を排除するため、小御所会議で慶喜の官位剥奪、領地返還を求める岩倉
  • 休憩中の「短刀一本あれば片が付く」で慶喜擁護派の山内容堂を脅して制止、無事慶喜勢力を政権から追い出すことに
  • 西郷さんに襲われる夢(意味深)を見た慶喜は、大阪城に逃げる
  • が、それを読んでいた西郷さんは大阪に兵をさし向ける
  • 信吾「あんた鬼や!!」

今回も気になる所を中心に。

地の果てまでも追い詰める

西郷さん、慶喜のこと大好きですね(錯乱)

土佐がいなくても、薩摩だけになっても、おい一人になっても慶喜を討つだなんて。

「世界中の誰もが敵になっても俺だけは君の味方だよ」という歯の浮くようなセリフの裏返しのような感じ。

「慶喜のことは誰よりも分かっている」と言っているあたり、親友として暴走する慶喜に引導を渡してやる、くらいの感じでしょうか。

龍馬がドン引きしてるのがシュールでした。

慶喜は慶喜で夜に西郷さんが訪ねてくる夢(意味深)を見ていましたし、お互いに思い合ってますね。

寅太郎の誕生

前々回、糸さぁとの間に子供ができたことがわかりましたが、その子が生まれました。

西郷さん本人から見れば次男ですが、愛加那さんとの子供はまだ大島にいるので西郷家にとっては待望の子供です。

その生まれたばかりの寅太郎に「無敵斎様のように強か男になれ。糸さぁのことを頼む」と託すあたり、もう帰ってこない覚悟でいるのが分かります。糸さぁが襖の向こうで聞いてるのがまた切ないですね。

薩摩藩主、島津茂久に挙兵を頼むときにも、「全ての責めはこの西郷が受けもす」と言ってたのもあり、慶喜討伐のために全てを捧げているようです。

龍馬、2度目の襲撃を受ける

だいぶ前とはいえ、大河ドラマの主人公を務めた登場人物が退場するのは悲しい。西郷家で新たな命が誕生したこととの対比がまた悲し。

龍馬は近江屋で中岡慎太郎と日本の未来について語っていました。そこに軍鶏(しゃも)を買いに行っていたパシリが帰ってきた……かと思いきや!

なんと、襖を開けて襲いかかってきたのは正体不明の襲撃者でした。

応戦しようとするも、不意打ち+風邪気味の龍馬は致命傷を負ってしまいました。

「今ではないぜよ……」と日本の未来を思い描いたまま散りました。

「西郷さんともまた話し合わないと……」と襲撃前に言っていたのが涙を誘います。

龍馬暗殺の黒幕、諸説ありすぎ

近江屋で襲撃を受けて命を落とした龍馬でしたが、襲撃の実行犯は京都見廻組であったと見るのが有力です。

しかし実行犯は新撰組だったという異説があったり、京都見廻組が実行犯だとしても、その黒幕はあの人だった、いやこの人だった、なんて違いがあったりと、諸説ありすぎてどれが正しいのか分かりもはん。

黒幕は松平容保説

京都見廻組は京都守護職である会津藩主・松平容保(まつだいらかたもり)の管轄。一橋、会津、桑名の3大名で政権を取り仕切っていたのに大政奉還によって権力を失ってしまったことから、その原因を作った坂本竜馬許すまじ、慈悲はない、と犯行に及んだ説もあります。

今回の冒頭、大政奉還した慶喜に「今すぐ取り消してくれ!!」と駆け込んできたのが会津藩主の松平容保と桑名藩主の松平定敬の二人。藩は違いますが、この二人は実の兄弟です。

あくまで松平容保の支配下にある京都見廻組、という立場であれば、寺田屋事件で龍馬が捕方を死傷させたことから公務執行妨害で指名手配されていた、という説も。この場合は黒幕うんぬんではなく、単純に逮捕時に抵抗したためやむなく……みたいな感じでしょうか。

黒幕は薩摩藩説

他には薩摩藩黒幕説なんてのもあって、何としても慶喜を討伐したかった西郷隆盛が、大政奉還によって慶喜を討つ大義を失ってしまったため、邪魔になった龍馬の居場所を京都見廻組に伝えた説も。

ただ龍馬とは仲が良かった説が濃厚ですし、さらには龍馬と一緒にいた中岡慎太郎も西郷さんと同じ武力倒幕派だし、慶喜討伐後に講和に出てくるであろう勝海舟の教え子を斬ったら反感買うしで、そんなに旨味はないんですよね。

ドラマのネタとしては仲間の裏切り感があって面白いけど。

黒幕は紀州藩説

あとは紀州藩黒幕説なども。龍馬が作った海援隊が使っていたいろは丸が、紀州藩の船である明光丸と衝突して沈没してしまいました。人員は救助されたようですが、いろは丸の積荷は船と共に沈没。龍馬は「銃火器や金塊が積んであったのに沈没した。その補償をしろ」と紀州藩にふっかけ、その補償として約7万両、今の価値にして30億円の支払いを紀州藩にさせました。

この事件の後、紀州藩が長崎で補償金を支払った8日後に龍馬が襲撃されたため、「紀州藩が龍馬を襲ったのでは?」との噂が流れたみたい。海援隊も紀州藩を疑って天満屋事件を起こしてますが、紀州藩がやったという有力な証拠はなさそう。

なお、このいろは丸の沈没で龍馬が主張した銃火器類ですが、2006年までの潜水調査では船周辺から見つからなかったようです。龍馬、誰も確かめられないのをいい事に、ふっかけてた説が濃厚。

……こうして並べてみると、龍馬は結構恨み買ってそうですね。

小御所会議とその準備

京に戻った岩倉具視に対し、「今一度危ない橋を渡ってくれ」とお願いする西郷さんと大久保一蔵。

その内容は、新しい政府から徳川およびその勢力を排除すること。

大政奉還したのに議会の中に慶喜がいれば、慶喜に頼ってしまうのは予測できること。なので天子様の口から「慶喜一派は政府に入れないよ」と言ってもらう必要がありました。

勢力図で言えば、一地方の薩摩の言うことより、これまで260年政権を担ってきた徳川に軍配が上がってしまいます。なので徳川より上の人にエスカレーションしないといけなかったんですね。

禁裏を取り囲む

途中でひっくり返されないように禁裏(御所の別名)の周りを薩摩、土佐、安芸、尾張、越前の藩兵が取り囲んで、幕府側の人間が入れないようにしました。長州はまだ朝敵扱いのため、京に入ることはできずお留守番。

どちらかと言えば慶喜と同じ派閥の土佐、越前がいたのは、四侯会議にもいたように幕末に力を持っていた藩だからです。特に土佐の山内容堂、越前の松平春嶽は斉彬様と並んで「幕末の四賢侯」と呼ばれるほどの実力者。新しい政府を運営する上では欠かせない逸材でした。

彼らは倒幕派ではなく、徳川に諸侯として新政府の運営に加わってもらう方針でした。薩摩から見ると敵側ですが、「慶喜の味方だから呼びません」だと有能な人材を呼ばないことになるため、筋が通りません。そういう意味では慶喜を入れないのも実は筋が通ってないんですけどね。

小御所会議

さて、天子様に慶喜排除を発言してもらう場が小御所会議(こごしょかいぎ)。

慶喜擁護派の山内容堂と松平春嶽は「慶喜を会議に入れろ!」と全力サポート。それに対して岩倉は「大政奉還したんだから、その忠誠を示すためにも官位と領地を返すのが筋やろ! 辞官納地が先や!」と無茶苦茶なことを言います。

「何を無茶苦茶なことを! お前らマジで陰険だな。幼い天子様を抱き込んで、権力をほしいままにしようとしているしよぉ!」と応戦する山内容堂。山内さん、その通りです。言いがかりをつけて、とにかく慶喜を排除する言質が取れればいいんです。

が、「天子様に向かって『幼い』とは何事か! 無礼である!!」と岩倉に揚げ足を取られました。言葉は選ばないとね。

うっかり失礼な発言をしてトーンダウンするも、「恐れながら! 恐れながら、私も慶喜公を排除するのはやりすぎだと思います」と松平春嶽がすかさず庇ってなんとか凌ぎます。

短刀一本あれば片がつく

会議の休憩中、西郷さんが一蔵どんから様子を伺います。

劣勢であることを知り、その原因となっている山内容堂が通りかかった際には、「岩倉殿にお伝えしてくれ。短刀一本あれば片がつく、と」と短刀を渡しました。

「何も天子様に刃を向けろとは言わん。国に仇なす敵を討つのじゃ」と一蔵に話し掛けつつ、山内容堂の顔を見つめる西郷さん。直接山内容堂をやれ、と言わないあたりがいい味出してます。

その言葉を聞いたからか、会議の後半では山内容堂は発言せず、薩摩としては晴れて慶喜を排除した政府を樹立できました。やったぜ。

山内容堂は泥酔してた説も

よくよく調べてみると、どうやら山内容堂は前日しこたま飲んで酒が残っていた、あるいは当日酒を飲んでいて泥酔状態で会議に参加したみたい。会議が夕方開始だったことを考えると、当日飲んでいたと考えるのが自然かな。

この山内容堂、無類の酒好きだったらしく、それはそれはたくさん飲んでいたみたい。この小御所会議に限らず、いろんな会議にも酒飲んだまま参加したとかなんとか。

酔った勢いで会議に参加し、怖いもの無しで慶喜擁護を行うものの、うっかり「幼い天子様」と発言してしまって岩倉に怒られてしどろもどろ、「こいついつも酔ってんな」と発言をスルーされるようになった説も。山内容堂は後半発言しなかった、というのは「酔っ払いの戯言は聞き流された」と言い換えてもいいかも。

あるいは休憩中、酔いがさめてきて「あれ……これやばいのか?」と冷静になりかけたところに、「山内がやたらと粘りよる」「そげなこと短刀一本で片が付く」なんて言葉を聞けば、「あ、やられる\(^o^)/」となってもやむなし。

ほら、飲み会が終わって家に帰った後、ちょっと酔いが冷めると「今日の飲み会で変なこと言ってなかったかな……?」なんて不安になる時間帯があるじゃないですか。あの時間に暗に「山内をやれ」と言われたら、もう何も出来ないですよね。怖いもの。

なお、慶喜の領地返納については、松平春嶽がなんとか半分で済むよう交渉してくれたようです。春嶽が有能すぎて怖い。

大阪に逃げた慶喜に追っ手をさし向ける西郷さん

西郷さんに短刀で刺される夢を見てビビり、京から大阪に逃げ込んだ慶喜。

朝敵になることを過度に恐れての行動のようです。

そりゃ自分で長州に対して「朝敵だ!」と叫んだ上にわざわざ攻めに行ったんだから、自分が朝敵になったら何されるか分かんないですもんね。因果応報です。

西郷を狙撃するチャンスがあった時にも、御所の門を背負っている以上、そこに銃撃を加えては天子様に弓引くも同じ。禁門の変で「御所に大筒を向けたな!! 朝敵だ!」と長州にブチ切れてたこともありました。

松平容保は「今がチャンスです! 一時の朝敵の汚名など、政権を取り戻して晴らせば良いのです!」なんて気楽なこと言ってましたが、朝敵になった瞬間に首を取られるかもと思えば、慶喜はもう気が気じゃないでしょうね。

大阪に逃げ込むことを読んでいた西郷さんは、そのまま追っ手を差し向けます。京に入れない長州兵にとっては願ったり叶ったりの状況ですね。敵がわざわざ自分たちが入れない場所から出てきてくれたんですもの。

ただ兵を差し向けたところで、西郷さんの側から先制攻撃することは出来ません。あくまでも、慶喜が朝廷に弓引いたからそれを鎮める、という名目で討伐したいのです。そのために、実は慶喜や幕府の重役たちが留守にしている江戸で種をまいていたのでした。

江戸薩摩藩邸の焼き討ち

西郷さん屈指の擁護できない非道エピソードである、江戸薩摩藩邸の焼き討ち事件です。

この字面だけ見ると薩摩が被害者のように見えますが、実態はマッチポンプ、自作自演の事件でした。

西郷さんは薩摩藩士2名と赤報隊の相楽総三に命じて、江戸を中心に浪士を集め、江戸の町で暴れさせました。

ドラマでは「大きな商家を襲え」と言ってましたが、主に幕府と取引をしていて、彼らの資金源になる商家がターゲットだった様子。強盗、放火、暴行と、それはそれは悪事の限りを尽くしたようです。

旧幕府側は江戸の秩序を乱す彼らに業を煮やして、ついに江戸にある薩摩藩邸を焼き討ちしました。ドラマだといきなり焼き討ちしたかのように描いていますが、実際には浪士たちの引き渡しを何度か求めて交渉を行ったみたい。薩摩側がこれを突っぱねたため、やむなく焼き討ちに至ったようです。

慶喜の部下も「薩摩許すまじ!」と義憤にかられ、薩摩を討つべく兵を挙げてしまいました。慶喜は「軽挙妄動である」と部下たちを抑えようとしていたようですが、コントロールしきれませんでした。

これを聞いた西郷さんは「よっしゃ!! ktkr!!」と大喜び。慶喜を討つための口実ができたため、「勝利条件は慶喜の首」とまで言って演説を行いました。

不逞浪士の一括処分

いい人西郷の視点で行けば、今回のこの自作自演は人が変わったかのような行動です。

民のため」と言いながら江戸の民を苦しめているんですもの。戦端を開かせるためだけにこの行動をとったとすると残念なので、裏の目的についても想像したいところ。

当時の江戸は京ほどではないものの、過激派の攘夷浪士たちがいたようです。攘夷の名の下に暴れまわるだけの不逞の輩がいたのですが、散発的に暴れまわっているとなかなか取り締まりもうまくいきません。

しかし、あえて薩摩藩邸にこの不逞浪士たちを集め、組織立って行動させることによって、幕府とは関係のない町民が襲われないようにする目的があったのかも。

ある程度ヘイトを集めたら、江戸の治安を守っている庄内藩や新撰組が怒るのは当然。浪士たちを匿う薩摩藩邸に引き渡しを求めます。

薩摩としては、「幕府が薩摩側に危害を加えつつ、不逞浪士たちを一挙に片付ける」というのがベストなシナリオです。なので、薩摩藩邸を襲うように引き渡しも拒否しました。結果として薩摩藩邸は焼き討ちに。

江戸の町を荒らしていた人間を排除しつつ、慶喜討伐の口実も手に入れる。多少の犠牲を出しつつも、日本を自分のもののように扱う慶喜を討伐できれば民は救われる。

なんて考えていたのかも。いや、もっと黒くなったな。

戦の鬼

今回は西郷従道の視点から西郷吉之助を語っている場面が多かったです。

吉之助さぁの心中はあまり描写せず、冷徹な行動を従道の目線で切り取っていました。

その視点だとやはり今回の西郷吉之助は恐ろしか男ですね。小御所会議で他の有力者を脅したり、マッチポンプで慶喜側に戦いを開かせたり。

挙げ句の果てには「慶喜の首が勝利条件」とまで言い切りました。西郷に付き従う人間にとっては大将がとっしりと構えていた方が安心しますが、西郷に近しい人だと変わり様が恐ろしくなります。

やるなら徹底的に」が今回のキーワードでしたが、実際、慶喜が動ける状況だとひっくり返される恐れがありました。

王政復古の大号令が太陽暦で1868年1月3日に出されましたが、1月27日の鳥羽伏見の戦い開戦までの間、慶喜は種々の工作を行っていたみたい。

放送後の大阪城の解説で「慶喜が外交権は自分にあると主張していた」とある様に、ハリー・パークスたち外交官の前で自分に権限があることを主張していましたし、朝廷側に王政復古の大号令を撤回する様申し入れたりもしていました。朝廷側も、「あ、それもありかも」と王政復古の大号令はありつつも、慶喜が再び政権を担うことを認める様なことを言っていた様です。

慶喜が復権したらさぁ大変。短刀で脅してまで慶喜排除を認めさせたり、偽の勅命を使って慶喜を討とうとしていた薩摩は、発言権が無くなる程度で済めば御の字、下手したら逆に朝敵として討たれる可能性もありました。

江戸での挑発に乗って「薩摩討つべし!」と慶喜側が挙兵したから助かった様なもので、ほとんどギリギリの戦いでした。ま、だからってマッチポンプで江戸を混乱に陥れたことは許されるわけじゃないけどね。まさに鬼。

まとめ

とにかく慶喜の首を手に入れたい西郷さんはなんだかヤンデレめいてきました。

西郷さん、このまま鬼路線で進むんですかね。

兄さぁ、姉さぁ、次でございもす。

西郷どん第36話「慶喜の首」首置いてけ! なぁ、大将首だろう!
西郷どん第36話「慶喜の首」首置いてけ! なぁ、大将首だろう!
幕末の功労者として西郷さんと勝先生がよく挙げられますが、この会談の下地を作ったのは山岡鉄舟です。今回は彼の剛直さと忠義が光る回でした。剣も禅も書も達人レベルだった、文武両道のさらにその上を行くすごい人だったんです。
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