いだてん20話感想「恋の片道切符」超高速アントワープオリンピックでした

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アントワープで捕まえて

とどでございもす。

アントワープオリンピック、開幕です。

前回参加したストックホルムオリンピックに比べると、道中の支援や環境が大分改善されました。これも前回の経験あってこそですね。誰も出場できてなかったら、それすらも知らない状況でしたから。

金栗四三は今回マラソンを完走しました。しかし、金メダルを勝ち取ることを第一に妻も子供もそっちのけで練習に励み、退路を断つため仕事まで辞めた四三さんにとっては満足いく結果ではなく、顔向けできぬとヨーロッパを彷徨うことに。

8年の間に自分が成長したのと同じように、他の国の人達も成長しているものね。

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今回のサブタイトル

今回のサブタイトルは「恋の片道切符」。1959年にアメリカで発表されたニール・セダカの曲であり、日本ではそれを背景に描く同名の映画が1960年に公開されました。

誰からの恋なのでしょうか……。

と全然予想が付かないでいましたが、まさか二階堂トクヨ→野口くんだとは。予想外にもほどがあります。

アントワープの報告会では散々な結果に非難轟々で、「誰が責任をとるのか! これからの日本体育はどうなるのか!」なんてまくし立てた二階堂さん。でもその後永井先生に「二階堂くん、野口くん、これからの日本体育を頼むよ」なんて言われた時には満更でもなさそうな顔でした。……いや、前半のギャグパートがあったからそう見えているだけかもしれません。

その野口くんも既に結婚して子供がいるなんて、二階堂さん報われない……。

シマさんは二階堂さんの代わりにお見合いに行くんですかね?

女子体育の話

金栗四三のお隣に住むシマさんは、「女子もオリンピックに出たっていいじゃない!」と金栗四三に愚痴をこぼしました。

この時四三さんは「今は参加できなくても、世の中が変われば女子がオリンピックに出る時代が来る」なんて言ってましたが、これが次回の伏線になっているとは思いませんでした。

アントワープでの敗北からヨーロッパを放浪していた四三さんでしたが、ドイツで明るく体育に励む女子たちに感銘を受けたようで、予告で女子校の先生になっていました。女子体育の隆興を目指す目標ができた感じでしょうか。

まーちゃんが完全に阿部サダヲ

田畑政治(まーちゃん)は成長し、帝国大学に入ったそうです。今でいう東大。すごい。

中学生から大学生になり、演じている人も変わったのですが、完全に阿部サダヲさんに寄せてました。まーちゃん役というより阿部サダヲ役です。

あとオリンピックに出た内田正練、作中だと呼び方がうちだせいれんでした。以前、「まーちゃんが内田正練だコレェ!」なんて勘違いしていた時期に調べていたのですが、内田まさよし説が主流のようだったんです。まさよしだからまーちゃんだと思ってました。

それにしても内田さん、筋肉が特徴的ですね。坊主頭だからか、Twitterで「かっこいいあばれる君」って言われてて笑いが止まりません。

監督は可児くん……じゃない!

ストックホルムオリンピックの時に監督として引率しようとしていた永井道明と可児くん

今回、嘉納先生から監督を依頼された永井道明が、「自分はもう古い。退く決意をしました」と辞退したことで、可児くんは自分が監督になるものと笑みを隠せません。

ついに自分の時代が来た……!

壮行会に望んだ可児くんが見たのは、監督である自分に拍手を送ってくれる町の人々……ではなく、自分の代わりに監督に就任したどなたかでした。

いや誰だよ!?

と可児くんとシンクロしてツッコミを入れてしまいました。本当に誰よ。

可児くん本当にいいキャラだわ。

今回は豪華な旅行

前回のストックホルムオリンピックではシベリア鉄道に揺られながら、狭い客室で現地に向かいました。

でも今回のアントワープオリンピックは一味違います。

なんと船でアメリカに向かい、アメリカの西海岸から大陸横断鉄道でニューヨークまで移動、テニスの熊谷さんたちを迎えに行って、そこからロンドン、アントワープと移動しました。

船ではみんなが各々の競技の練習をしていました。この辺りも前回とは違って充実しており、陸上競技に出る人々は甲板を走り、水泳の人々はフォームを確認し、10種競技の野口くんは槍を投げ……野口くん槍を投げちゃったよ!!!

船からやり投げしたら槍は海のもずく……ではなくて藻屑に。

これが気になってそれ以外何をやっていたか飛びました。

実は槍に紐をつけていたので、海から槍を回収している姿があったのですが、今回視聴者がツッコミを入れやすいシーンがたくさんあって良かったです。

結婚バレ

「イケビー、イケビー?」パスポートの名前を呼ばれていく中、謎のイケビーさんの名前が呼ばれました。

そういえば金栗さんはみんなに結婚したって言ってませんでしたね。

まさかの結婚バレでしたが、野口くんも結婚していたようで、金栗さんと同じく子供までいるようです。二階堂先生ドンマイ。

スヤさんの写真を見せてもらった嘉納先生の反応も可愛かったです。

弥彦が応援に

横浜銀行ロンドン支店に勤める三島弥彦が応援に来てくれました。

「今はただのエリート銀行員さ!」なんつって場を盛り上げるのも懐かしい感じ。

昔の仲間が駆けつける展開は熱くて好きです。

その弥彦に弱音を吐いているのも心にきました。弱音というか「足を痛めた」って漏らしてたアレです。

金栗四三は今回みんなが存分に戦える環境を作る方にシフトしていたので、同じような立場で語れる仲間が来てくれたのは心強いですね。

超高速アントワープオリンピック

最近の大河では過程を吹き飛ばして結果だけ見せるシーンが多いような……? 2016年の超高速関ヶ原とかを思い出します。

アントワープでメダルを取ったのは男子テニスのシングルス、およびダブルスで、どちらも銀メダル。100年経った今でも破られてないのが驚異的です。

その他の競技は……残念ながら善戦むなしく、結果には結びつかなかったようです。結果発表の場に金栗四三がいないのも、なんだかいやーな空気がありました。

「クロールなんて溺れてるだけ」と大言壮語していた内田正練は、クロールと日本泳法の差をまざまざと見せつけられ、主将の野口くんは十種競技で最下位と、散々な結果でした。

メダルが期待されていたマラソンも、金栗四三が16位とメダルには及ばず。完走したので前回のオリンピックに比べたら大躍進なのですが、金メダル確実と言われていたことに比べれば残念な結果と思われてしまうのかも。

一番ショックだったのは本人でしょうね。プライベートを投げ打ってマラソンに打ち込んできたのに、昔のように体が無理を聞いてくれないんですもの。数えで30だって言ってましたし、つくづくベルリンオリンピックが延期されたことが悔やまれます。

女子も槍を投げます

傷心でヨーロッパを放浪していた四三さんが訪れたドイツでは、戦後の復興と共に女子が陸上競技に励んでいる様子を目の当たりにしました。

遠くから四三さんの足元まで槍を投げるパワー。つよい。

冒頭でシマさんと話をしていた女子スポーツが現実味を帯びてきました。予告では四三さんが女子体育の指導に力を入れていそうな描写がありましたし、シマさん大活躍の予感。

まとめ

まさかの1回で終わったアントワープオリンピック。行く前の意気揚々感と、報告会とのテンション差が心にきました。

次回は四三さんが髪を伸ばして女子校の先生に……!? いだてん、髪!

次回のサブタイトルは「櫻の園」。1903年にロシアで発表されたアントン・チェーホフの戯曲です。それをモチーフにした同名の漫画に吉田秋生さんの「櫻の園」があります。女子校の話なのでこっちの方が近いかも。

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