いだてん27話感想「替り目」メダルガバガバ大作戦のインパクト

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熊本に、帰ろう。

とどでございます。

メダルガバガバ大作戦とはたまげたなぁ……。

こんな単語が飛び出す田畑パートと金栗パートのギャップがいい感じでした。

父のように金栗家を支えてくれた兄・実次が急逝し、熊本に帰る決意をした四三さん。嘉納治五郎先生に会いに来て、元気だったと思ったら急に……でした。

熊本に帰った実次さんが「嘉納先生にお礼ばしてきた」と家族に言っていたのは、父と同じくみんなを悲しませないための嘘かと思ったら、本当に会いに行ってたのでした。

最後の回想シーンで出てくるのは泣いてしまうわ。

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今回のサブタイトル

今回のサブタイトルは「替り目」。志ん生がやっていた落語からで、冒頭でもやってました。

金栗四三の進退や、神宮プールの建設、次回予告では満州事変と、色々な替り目が出てくるタイミングです。

でもやっぱり一番の替り目は初期の頃から四三さんを導いてくれた実次さんがいなくなったこと。さみしくなるなぁ。

伏線がいっぱい

今回は伏線がいっぱいあって気持ち良い回でした。

2話で幼い頃の四三さんを演じていた子が、今度は四三さんの子である正明を演じてました。

実次さんの傍に四三さんがいるのに気付かず「弟はふらふらと寄り付かんし」と池部幾江さんが呟く様子は、その後の志ん生パートでおりんが外に行ったと思っておりんのことを呟く様子、最後に四三さんが帰ったと思った田畑が「金栗さんだけは認めないわけには行かない」と呟いた様子まで繋がっていました。

家族を心配させまいと「嘉納先生に抱っこしてもらった」と嘘をついていた父の姿は、実次さんが「嘉納先生にお礼を言ってきたから四三は帰ってくる」と熊本の金栗家で言っていたのと重なります。

こっちは嘘じゃなくて本当に嘉納先生に会ってたのもよかったですね。

メダルもいっぱい

人見絹枝さんが女子陸上で銀メダルを取ったアムステルダムオリンピックではたくさんのメダルを持ち帰ってきた日本選手団。

特に水泳で多くのメダルを獲得し、金メダルまで持ち帰ってきました。すごい。

これを受けて水連では「メダルガバガバ大作戦」を掲げて指導体制の策定を行うなど、どんどん新しいことをはじめました。田畑のまーちゃんは岸先生の所まで押しかけて水泳競技場の建設をお願いするなど、とにかく前へ前へと進みます。

岸先生もポケットマネーで5000円ポンっとくれました。当時の1円が今の5000円相当だとして計算すると、2500万円を出してくれたことに。しかも「ここから先は君のプレゼン次第だ」なんて言ってたから2500万円からスタートなんですね。個人の出すお金とは思えません。

なんだかんだスポーツが大好きな岸先生いいわぁ。

38歳になっても走り続ける四三

東京で走り続けて20年近くになるのでしょうか。38歳になった四三さんはずっと走っていたようです。

1話でおじいちゃん姿の四三さんが走ってましたから、もはや一生マラソンランナーですね。

こうして走ることを支え続けてくれたのが実次さんだったんですよね。

すっかりと主人公交代したかと思いきや、今回は四三さんにとって大きな変化となる回でした。

視聴者にだけ分かる一番の思い出

「一番の思い出は甘いお菓子と紅茶」

田畑政治にオリンピックでの一番の思い出を聞かれてこう答えた四三さん。

試しに上の文字だけ見てみると、田畑政治が感じた「何言ってんだこいつ」感を味わえます。田畑政治からしたら、自分がまだ行ったことのないオリンピックの空気感を期待して返ってきた答えがこれですから、確かに拍子抜けですよね。

視聴者は金栗四三の回想とともに、日本人が初めて参加したストックホルムオリンピックの思い出、そして地獄のような炎天下でマラソンを走って力尽き、介抱された家で出してもらった甘いお菓子と紅茶の映像が出てきたので、この言葉の感慨深さを感じ取れます。

練習で何度も道を間違えたこと、ラザロとの友情など、あの時の四三さんの気持ちが思い出されます。

四三さんがコースから外れた時に見た幻影も幼き日の四三さんでした。もちろん今回正明を演じている子ですから、この役の少年は大活躍ですね。

「聞くんじゃなかった」とは言いつつも、「金栗さんだけは認めないわけにはいかない」と本人のいない(つもりの)ところで言うあたり尊敬はしているのかも。

おじいちゃんの写真

放送後におじいちゃんの田畑政治と金栗四三が並んで写ってる写真がありました。こういうのすごく胸が熱くなります。

時期や競技は違っていても、お互いオリンピックに向けて尽力した仲間ですもんね。

まとめ

といったところでイカ、次回。

次回は満州事変なんて単語が飛び出しましたが、もうそんな時期ですか……。

次回のサブタイトルは「走れ大地を」。国際オリンピック選手派遣応援歌のタイトルです。1932年のロサンゼルスオリンピックのために作られた歌だったみたい。

現代での『栄光への架け橋』みたいな感じでしょうか。

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