自分を見つめ直すのは勇気がいるけど成長のためには必要なこと 2017 02/03 Updated 2018.03.09 2017 02/03 Published 2017.02.03 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 自分を見つめ直すのは勇気がいるけど成長のためには必要なこと とど B! リンクをコピーする とどでございます。 自分を見つめ直したり、自分と向き合うのはかなり勇気がいる行為です。いいところばかりであればいいのですが、人はどうしても自分のダメなところに注目してしまいがち。 すると自分を見つめ直すのが怖くなって、なかなか弱点を克服できず、また似たようなミスをしてしまい……と、悪循環に陥ることもあるので、たまには痛いの覚悟で自分と見つめ合うのも必要かもしれません。 目次 1. 自分のダメだったところを見て「うわああぁああぁぁ」って2. 後悔は乗り越えれば軽くなる3. 理想の自分とのギャップが後悔を生む4. 後悔している自分を肯定してあげる5. 自分を振り返るなら日記が便利6. まとめ 自分のダメだったところを見て「うわああぁああぁぁ」って なるのはみんな共通だと思う。 これは人間の「学習機能」がそうさせているのかも。「うわああぁああぁぁ」ってなるのは、大体失敗したことを思い出した時。つまり自分の中で失敗だと思う事柄については、それを改善したいという学習の機能が働きます。 分かりやすい例で言えば、テストで1度間違えた問題は、次の模試とかで間違える確率が低くなるのと同じ。1回失敗したときに、悔しい思いがあるからこそ、「次は間違えるもんか」と思って自然と覚えるようになります。特に「悔しさ」という感情も一緒に記憶されるので、より記憶が強化されるのです。 人間の行動の中でも、「うわああぁああぁぁ」って思うのは、こうあるべき、という理想の姿があるからなんじゃないでしょうか。それがあるからこそ、自分の行動と比べてしまって、「あんなことしなければ良かった」とか。「もっとこうすれば良かった」とか思っちゃうんですよね。これが俗にいう後悔です。 後悔は乗り越えれば軽くなる 後悔したことを、そのままにしてしまうからこそ、思い出すのが辛くなっちゃうんですよね。そんでもって、そのままにして長い時間が経つと、その行動自体に恐怖感を覚えてしまったり。 よく言われるのは、馬から落ちたら早めに馬に乗れ、という言葉。馬に乗ると、思いのほか高いところに自分がいることに気付きます。もしそこから落ちてしまったら、かなりの恐怖ですよね。その恐怖をそのままにしてしまうと、馬に乗ること自体が怖くなってしまうのです。 どうやって克服するかと言えば、恐る恐るでもいいからもう一度馬に乗ること。失敗した経験だけを単体で放置するのではなく、失敗した経験と、それを乗り越えた経験をセットにすることで、頭の中での後悔に対する嫌な気持ちが軽くなります。「乗り越えた」という経験は、自分にとって「嬉しい」ことですから、その感情があるからこそ記憶が強化されます。 記憶が強化されていれば、後悔した記憶を思い出しても、それに続いて克服した記憶も想起されますから、心の負担は軽くなりますよね。 理想の自分とのギャップが後悔を生む 過去の行動がベストだった、なんて思っていたら、後悔は生まれません。それだけの行動ができていたのであれば、それは誇るべきでしょう。 でも「もっとこうすれば良かった」と思ってしまうのが人間のサガですから、実際の行動とのギャップに耐えかねて「うわああぁああぁぁ」ってなってしまうのです。そのギャップが大きければ大きいほど、枕に顔をうずめたくなるほどの気持ちになるのです。 後悔している自分を肯定してあげる まず自分が後悔していることを肯定しちゃいましょう。できれば感情と切り離して、「あの時点ではベストの行動だった」と評論家のような気分で一旦肯定してみましょう。感情的に思い出せば、後悔はあなたを苛むことになるので、なるべくドライな気持ちで冷静に。 その次に、「あのときはベストだったけど、今はこういう方法も思いついた」と新たな行動案を挙げてみましょう。こちらは理想の姿でも構いません。感情を一旦横に置いておくと、案外冷静に思いつくはずです。 感情を外して考えることで、道が見えやすくなるのです。記憶するときには感情が沸き起こった方がいいけれど、改善点を導くときには感情を抑えた方が良いのです。なんだかややこしい状態ですが、感情のコントロールができると、成長に一歩近づきます。 自分を振り返るなら日記が便利 自分の気持ち、後悔、理想の姿など、心の中に留めておくだけだとモヤモヤが晴れないことも。 やはり日記を使って「文字」にするのがいいと思います。アウトプットできる形なら、音声でもいいですし、未来の自分へのビデオレターでもいいでしょう。でも簡単なのは日記だと思うので、こちらをおすすめ。 上では「後悔」なんていう大げさな言葉を使いましたが、自分が失敗したこと、弱点などを冷静に書き出してみて、その点についてどうありたいかを横に書いておきましょう。理想の姿と、どうすればそれに近づけるのか、プロセスまで書き出しておくと、行動に反映しやすくなりますね。 もしそのアイディアが思い浮かばなければ、人に相談したり、本を読んだりするのも手。あとはブログとか読んでもいいし。同じような失敗をしていたり、弱点があって克服した人もいるはずなので、それを探してみるのもいいかもしれません。 深刻に捉えすぎても、自分を追い詰めるだけですからね。道を探す時は深呼吸して一歩引くのが鉄則です。 まとめ 自分を見つめ直すのは怖いです。失敗とか後悔したときの感情が呼び起されますから。でも、それを克服した記憶をセットにすると、あなたの大きな力になります。