時間の投資によって浮いた時間の使い方 2016 08/23 Updated 2018.03.10 2016 08/23 Published 2016.08.23 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 時間の投資によって浮いた時間の使い方 とど B! リンクをコピーする 「浮いた時間の使い方」は「浮いたお金の使い方」と同じように考えられます。 おいしいものを食べる 旅行に行く 読みたかった漫画を買う など、いろいろとありますね。時間に関しても、もちろん同じように使えます。(上記の行動のために時間を使う、と考えればいいかと思います。) ですが、ここでは投資について考えてきましたので、その観点からの使い道を考えてみましょう。 目次 1. 利潤の再投資2. 時間の投資は効率化への第一歩3. まとめ 利潤の再投資 例えば、あなたが株式を保有しており、年に数回の配当金が還元されたとします。この配当金は上記の「浮いたお金」に該当します。 投資の観点からは、このお金は「同じ株への再投資」か「新しい株への投資」に回すのが得策です。 時間の場合に当てはめれば、「同じ株への再投資」は、効率化を図った行動に対して時間を割り当てることになります。例えば、3時間かかっていた仕事が2時間で終わるようになった場合、空いた1時間をさらに別の仕事に割り当てることで、1.5倍の仕事量をこなすことができます。 「新しい株への投資」は、目標に向けた別の行動の効率化を行う、またはその行動に時間を割り当てることになります。空いた時間で、さらに別の行動に時間を使えるのであれば、その分だけ目標までの距離が縮まることになります。 このように、浮いた時間をさらに投資に回すことで、複利的に効果を上げていくことが可能になります。 最初は目に見えて効果が出てこないかもしれません。しかし、投資した時間が多くなればなるほど、投資の効果が大きくなり、多大な利益をもたらします。 時間の投資は効率化への第一歩 時間をお金になぞらえて「時間の価値を高める」と述べてきましたが、結局のところ、あなたがお気づきのように「効率化」の話でした。具体的なイメージが浮かばなければ、よくわからないまま「効率化しなきゃ、効率化しなきゃ……」と呪文のように唱えるだけになりかねません。 ここではお金の特徴と関連付けて考えてみることで、効率化のイメージを述べました。この効率化の考え方を持ちつつも、それに捉われすぎないことも大切ですね。 効率化がうまくいけば、目に見えて時間の短縮が確認できます。これは気分が高揚することではありますが、ここに魅入られると、いつしか手段が目的にとって代わってしまいます。あくまで目的は、あなたの目標を達成することであって、効率化することではないからです。 また、必ずしもすべての行動が効率化できるわけではないので、ある程度効率化したら、その方法で勉強、練習を続けていく、というような方針が良いかもしれません。(上で述べた「同じ株への再投資」の方針です。) まとめ 今回は、時間の投資について考えてきました。時間の投資により効率化が成され、同じ1時間でも価値を高めることができる点を見てきました。次回は継続の力について見ていきましょう。