時間の投資に関する提案

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前回のページでは、時間の投資を行えば、時間の価値を高めることができる、という点について見ていきました。

時間を投資するということ
時間を投資するということ
お金に対する戦略と管理方法、特に投資の考え方を時間に対して応用することを考えていきます。与えられた時間を直接増やすことはできませんが、作業にかかる時間を減らせば、間接的に時間を増やすことに繋がります。こうした点を時間の投資として具体例を考えます。

今回は、その具体的なプロセスについて考えていきます。

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時間の投資のとっかかり

まずは、どの行動に、どれくらいの時間をかけているのかを把握することから始めましょう。

時間の投資は、時間の価値の高まり、つまり「同じ行動をしたときの時間の短縮」として効果が測定できます。そのため、価値の高まりを測るための基準として、元々の所要時間を把握しないといけません。

次に、時間の短縮や改善ができそうな行動を選びます。自分の目標に向かっての行動に対して投資するのが望ましいですね。

このとき、睡眠時間や、食事の時間など、日々の生活に必要な時間を短縮するのはおすすめできません。単純に時間を短くすることで効果が下がるものは、投資とは言えなくなってしまいます。言葉を当てはめるならば、節約ですが、この節約は、目標に向けた行動にいい影響を与えないでしょう。

必要な睡眠時間を短くすることは、日中の作業効率を下げてしまうでしょうし、食事時間を短縮するための早食いなどは、消化不良など体調面に悪影響を及ぼし、結果として目標に向けた行動の効率を下げてしまうことになります。

対象の行動を選んだら、どうやって投資するか、投資によってどのくらいの短縮が望めそうか検討します。投資するのには時間がかかるのに、あまり時間を短縮できない、という場合は対象から外すか、日を改めて良いアイディアが浮かぶのを待つのが良いでしょう。

どうやって投資するかの方針

「どうやって」の部分については、みなさん個人個人の行動や目標によって異なるため、一概には言えませんが、システム化する、仕組みを作る、という方針に沿うと考えやすいかもしれません。

システム化とは何もIT化することだけを指すのではなく、繰り返し使えるような仕組みを作ることを意味しています。仕組みを作る方法は大きく分けて以下の2つがあるでしょう。

  • 手順化
  • 自動化

この2点について見ていきます。

手順化とは

手順化は、その行動を行うときに必要な動作について順番を決めておき、必要に応じて紙などに記載しておく方法です。手順化しておくことで、その行動を行う際に、次に何をするか、頭で考える必要がなくなります。

考える時間が減らされることで、全体として時間の短縮につながります。頭で手順を覚えておくだけでは、それを思い出すのに時間がかかる、といったことになりかねないため、紙などに書いておくことを推奨します。さっと見ることが可能ですし、すぐ確認できる場所に置いておけば、繰り返し使用することも可能となります。

「手順化」と言っても難しく考えることなく、「マニュアル化」と捉えれば馴染みやすいかもしれません。マニュアルといえば説明書です。説明書通りに操作する、行動するときは頭を使わなくて済みます。やっていることはそんなに難しいことではないのです。

自動化とは

自動化は、考える時間を減らす点で手順化と同様ですが、人間が意識することなく、無意識に行動する、まさに自動的にできるようにする方法です。

想像しやすい例では、プログラミングにより、多量のデータ処理をコンピュータに行わせることが挙げられます。ここでは人間が意識してデータ処理を行う必要がなく、コンピュータが作業している間は、その時間を別の作業に割り当てられます。(前回例示したマクロの例がこれにあたります。)

この自動化は、人間の能力に関しても働きます。

自転車に乗ったり、泳いだりすることも自動化の一種でしょう。多くの人は、自転車に乗る際、「スタンドを上げて、ハンドルを握って、サドルにまたがって、ペダルをこいで……」といった一連の手順を意識することなく行っています。

上記手順を意識してやってみると、実際に道を走るまでに30秒~1分程度かかるでしょう。それが無意識に行われることで、走り出すまでに数秒程度に短縮されるのです。これは「自転車に乗る練習」という時間の投資によって自動化された結果、時間の短縮が可能になったことによります。

時間にしてみればたった30秒程度の短縮ではありますが、自転車をこぎだす回数を考えると、積み重なって大きな時間となるでしょう。

まとめ

このように、手順化、自動化の考え方を導入することで時間の短縮が発生し、いくらかの浮いた時間が生まれるでしょう。

次回はこの浮いた時間の使い方について考えてみましょう。

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