
新しい分野の勉強を始めてみて思うのが、「知らない言葉が多い!」ということ。この「知らない言葉」を使ってどんどん話が進んでいくので、置いて行かれてしまう人もいるかもしれません。
そこで提案したいのが、「とことん勉強法」です。
とことん勉強法とは?
名前からして嫌な予感がしている人もいるかもしれません。その名の通り、知らないことを全部無くしていく勉強法です。
うん、しんどそう。
ですが、最初にやっておくだけで、その後の授業での楽さが変わります。
どういうことだってばよ?
あるゲームでは、専門用語がふんだんに使われていたせいか、取っ付きにくさがありました。
ゲームを進めていくことにより、だんだんとその言葉の意味が分かってきて、パルスのファルシのルシがコクーンでパージの状況から抜け出すことができたのです。
そう、FF13くん、君のことです。ノムリッシュすぎて何言ってるか全然分かりませんでしたよ。
同じように、新しい分野の勉強を始めた時も、言葉が分からないために、その後の話の展開も分かりにくくなってしまうのです。
英語ならそのまま英単語が専門用語ですし、歴史だったら人物名、物理だったら法則の名前でしょうか。一度説明されたら「もう知ってるでしょ?」くらいの勢いで話が進んでいきますから、最初にいきあった時に調べておくのがベストタイミング。
特に物理の量子力学なんかは、日本語で書かれているはずなのに何言ってるかさっぱりな世界を体験できます。私の先生も「最初は意味わからないと思う。教科書の同じ章を5, 6回読んでいくと何となく分かる」みたいなこと言ってましたし。
言葉の意味が分からないまま進むと路頭に迷うので、新しく出てきた言葉、分からない言葉はとことん調べていきましょう。
どう調べればいいの?
パソコンやスマートフォンがあれば、インターネットで辞書サイトなどを検索してもいいと思います。
また、図書館があればそこで本を使って調べてもいいでしょう。
最初は辞書に書かれた意味を引くだけでもいいかもしれません。
辞書を見て、そこで言葉の意味が理解できればそれでいいですし、分からなければ、辞書の説明の中にある分からない言葉について、さらに辞書を引いていきましょう。
おそらく、このやり方はみなさんやったことがあるはずです。
そう、英語を勉強するときと同じですね。
新しい分野の勉強を始めるのは、新しい言語を学び始めるのと似ているのです。
調べた言葉は、ノートにまとめておくなどすれば、見返す時もすぐ参照できていいですね。
分かりやすく単語カードにまとめるのもいいかもしれません。単語カードなら覚えたカードを外して、まだ覚えていない単語に集中することができます。

調べた後はどうするの?
最初に教科書を読んていたならば、教科書に戻ってみましょう。
調べた言葉の意味を照らし合わせながら読んでいくと、最初と比べて格段に読み進めやすくなります。
教科書に書かれた言葉の説明も、分かりやすくなっていると思います。
これを最初にやっておくかどうかで、その後の授業の分かりやすさが変わっていきます。
もし分からない言葉を分からないままにしていたら、その後の授業時間自体が無駄になってしまうかもしれません。それはもったいないですよね。
さすがに全部調べるのはきついです
たしかに、一度に全部の言葉を調べるのは大変です。なので、1日に1個ずつ調べるだけでも効果はあるでしょう。
最初は分からない言葉が多く、それが負担になってきますが、ちょっとずつ内容が分かってくると、関連して言葉の意味が予想できるようになってきます。
そうなれば、その予想が正しいことを確かめるだけで済みますね。
大変なのは最初だけで、だんだんと楽になっていきます。だからこそ、「まずは1個だけ」というのを続けるのが大事です。
まとめ
今回は、ちょっと大変だけどやっておくと後が楽になる勉強法でした。
少しずつでも調べていくことにとって負担が減っていくので、分からない言葉があったら1日1個でも調べてみましょう。
実は、学校だけでなく、社会に出てからも分からない言葉はたくさん出てきます。
ですので、学生のうちに調べる癖がついていると、後になって気持ちが楽になります。