ポイントは音と光! 読書に集中しやすい環境を探してみよう 2016 12/07 Updated 2018.03.10 2016 12/07 Published 2016.12.07 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする ポイントは音と光! 読書に集中しやすい環境を探してみよう とど B! リンクをコピーする 読書は本を持ち歩きさえすれば、どこでもできるお手軽な活動です。 とはいえ、せっかく本を読むならいい環境で読みたい! なんて思いが生まれてくることも。 そこで、どんなところで本を読むと読み進めやすいのか考えてみたいと思います。ポイントは音と光。 目次 1. 音が集中力に関係する1.1. 結局どうするのさ!1.2. でも本の世界に入ると周りは気にしなくなる2. 照明は読む本に合わせて2.1. 物語や癒しの本2.2. 勉強系や実用書のような本3. 場所と照明の色の例3.1. 電車3.2. カフェ3.3. 図書館3.4. 学校の教室3.5. お風呂3.6. 自分の部屋4. まとめ 音が集中力に関係する 周りの音は大事です。勉強するときもそうですが、どちらかと言えば静かな環境の方が集中できます。電車が通っているガード下だったり、工事現場の真横なんかでは集中できません。 そう言いつつも、図書館も静かすぎて集中出来ないかも。図書館には多くの人がいるので、彼らの出す音が目立ってしまうんですよね。自分も音を出さないようにと、変に気を遣ってしまうし。 結局どうするのさ! って考えると、喫茶店あたりがバランスいい感じです。多少音を出しても、店内のBGMがかき消してくれます。 「そんなこと言っても、周りに喫茶店なんて洒落た建物なんてないよ! あるのは田んぼだけだよ!」 という田舎に住んでいる私のような人は、やっぱり家で読書するのが一番です。田舎ならではのカエルの鳴き声だったり、秋の虫の声がBGMとなって、案外集中できるものです。 家族がテレビを見ている音が気になるなら、スマホとイヤホンを使って雨の音を聞くのもおすすめ。ホワイトノイズが、余計な音をかき消してくれます。 雨の音が聞けるアプリについては、『いっぱい勉強するなら雨の日! 一定のノイズが集中力を高めてくれる』も良かったらご覧くださいな。 でも本の世界に入ると周りは気にしなくなる 一旦集中のスイッチが入ってしまえば、周りを気にしなくなります。ある程度騒がしいところでも、それを気にすることなく本を読み進めることができるのです。人間ってすごい。 ポイントは、集中のスイッチが入るまでに、意識を途切れさせないことですね。スイッチが入れば、あとは本が読めるだけの明かりがあれば、あなた自身が驚くくらいに集中して読書ができます。 という訳で次は明かりについて考えてみましょう。 照明は読む本に合わせて 読む本によって照明を変えるといいでしょう。 おしゃれなカフェなどの電球と、学校の教室のような白い蛍光灯では、雰囲気が変わりますよね。その雰囲気も、読書をする上で大切なのです。 物語や癒しの本 泣ける小説とか、ハートフルな本の場合には、温かい電球色の照明が良いです。温かい電球色は赤みを帯びた色で、落ち着いた雰囲気になります。 ご飯がおいしく見える色なので、おしゃれなカフェやレストランの照明は電球色が多いです。 勉強系や実用書のような本 勉強モードになる本は、蛍光灯のような白色の照明が良いです。蛍光灯の色は、クールであったり、さわやかな雰囲気になるため、学ぶときにおすすめの色です。 学校の教室、図書館、会社などの、勉強や仕事が捗ってほしい場所で使われることが多いです。もしかしたらあなたが今いる部屋の照明も白色かも。 場所と照明の色の例 だいたいこんな場所でこんな色の照明です、というのをまとめてみました。私調べのデータなので、傾向をつかむくらいにしといてくださいな。 電車 読書をする時間として使える通勤・通学の時間。朝早く出なきゃいけないというのは大変だけど、電車内で読書ができるのは結構なアドバンテージ。 そんな電車で使われている照明は蛍光灯の白色が多め。業界用語で言えば昼白色です。クールな色なので、勉強系の本を読むのがおすすめです。 と言いつつ、実は神奈川県の相模鉄道では、朝と夕方で照明の色が変わる素敵な技術を導入しています。朝や昼はシャキッとする昼白色、夕方以降はリラックスできる電球色になるそうで、疲れて帰るときに疲労が軽減されますね。すごい。 東洋経済ONLINEでその記事が読めるので、興味がある方はぜひ。 カフェ カフェは落ち着いた電球色が多いですね。リラックスするのに最適です。チェーン店で言えば、スタバは落ち着いた中にもシックな感じ、ドトールは少しカジュアルな感じです。 エクセルシオールはソファ席が空いていればぜひおすすめしたい場所。シャノワールは隠れ家的なイメージ。 ゆっくりとコーヒーや紅茶を楽しみながら、リラックスして読書するには最適です。 図書館 図書館はリラックスすることを目的としているところがあまり多くないので、蛍光灯が多いですね。なので図書館にある勉強系の資料を読むのがおすすめ。 図書館は資料が充実しているので、読む本はいっぱいあります。問題は図書館に行く時間を作ることですが、週に1日図書館に行くよう心掛けるだけでも、読める本が段違いに多くなります。 学校の教室 学生限定ですが、図書館と同じように白色の照明があります。こちらも勉強系の本を読むのがおすすめです。 放課後であれば、窓から差し込む夕日が温かい雰囲気を作るので、その時間帯にハートフルな本を読むのもいいかもしれません。 お風呂 本が濡れることを気にしなければ、お風呂だって素晴らしい読書スペースです! お風呂は各家庭で照明の色が異なるかと思いますので、あなたの家のお風呂に付いている照明に合わせて本を持ち込むと良さそうです。最近は調色できるLEDの照明も出ているので、持ち込んだ本に合わせて切り替えるのもいいでしょう。 ただお風呂自体はリラックスを目的としたスペースなので、温かみのある電球色とハートフルな本の組み合わせが最適かもしれませんね。 自分の部屋 やっぱり自分の部屋が一番だ! という人も多いでしょう。こちらもあなたの部屋の照明に合わせて本を読んでみてください。 部屋の照明が電球色の場合は、読書灯やスタンドライトを導入してみるのもいいかもしれません。白色光のスタンドライトであれば、勉強にも使えるので一石二鳥です。 まとめ 場所の選び方として、音や光の観点でポイントをお伝えしてみました。 読みたい本を読みなさい! と言ってしまえばそれまでですが、せっかく本を読むなら、集中できる場所で雰囲気に合わせた本を読むと、ぐっと本の世界に潜り込めます。 家だけでなくお出かけしたときにも、本を読むときにちょっと環境を気にしてみるだけで、あなたの読書生活がさらに向上します。