
勉強のやる気を出すために、ボールペンを使おうぜ! というのが今回の趣旨。
やり方は至ってシンプルで、勉強をするときにボールペンを使う、これだけです。ボールペンはインクの量が見えるので、どれだけ使ったか分かりやすいですよね。
これはつまり、インクを早く終わらせれば終わらせるほど、より多くの勉強をしたということです。
若干根性系のような話ではありますが、他にも勉強面や、色彩心理の面でおすすめしたい理由があるので、お付き合いいただければと思います。
目次
ボールペン勉強法とは
あまりにそのままのネーミングなのでアレですが、その名の通りボールペンを使う勉強法です。
普段問題集の問題を解く際に、シャープペンシルを使っている方が多数かと思います。そのシャープペンシルの代わりにボールペンを使うのです。
そのメリット、デメリットについて、以下で紹介します。
ボールペン勉強法のメリット
考えられるメリットは以下のものです。
- ボールペンなので、インクの残量で勉強した量が分かる
- 消しゴムで消せないから、考えた内容を辿れる
- 青色のインクを使うと、勉強がはかどる
それぞれについて見てみたいと思います。
ボールペンなので、インクの残量で勉強した量が分かる
1点目は分かりやすいメリットですね。
インクが減った分だけ、自分が一生懸命勉強したことが分かります。この方法を教えてくれたのは中学校の先生でしたが、その先生は3日で1本を終わらせるペースで勉強していたそうです。
ここまで極端なペースで進める必要はありませんが、あなたの勉強の進み具合を把握するのに有効な点です。
消しゴムで消せないから、考えた内容を辿れる
2点目は、勉強面でのメリットです。
通常、問題を解いていて、間違えてしまった部分は消しゴムで消されることが多いです。しかし、その間違いを二重線を引くなどして残しておくことで、なぜその間違いをしたのかを辿ることができます。
これにより、正しい答えだけをノートに書き残した場合に比べて、情報量が多くなるのです。
青色のインクを使うと、勉強がはかどる
3点目は、色彩心理の面でのメリットです。
青は落ち着きや知性がイメージされる色で、多くの人に好かれる色でもあります。その青を勉強に取り入れることにより、集中力の向上が期待できます。
その他、青のイメージ、効果については色カラーのWebサイトが参考になります。
ボールペン勉強法のデメリット
反対に、考えられるデメリットは以下のものです。
- 使い切るたびにボールペンの補充が必要
- ペンだこができるかも
- テストには使えない
こちらも、それぞれについて見てみたいと思います。
使い切るたびにボールペンの補充が必要
1点目は、コスト面のデメリットです。
インクを使い切ったら補充する必要がある、というのはお財布に若干のダメージですね。このダメージを軽減するためには、リフィルのあるタイプのボールペンがおすすめです。
ペンだこができるかも
2点目は、身体面でのデメリットです。
シャープペンシルの場合は、芯が折れない程度の力で書くことが多いと思います。
ボールペンの場合、芯を気にする必要が無いため、シャープペンシルより力を入れて書くことができてしまいます。その結果、力が入りすぎ、書く手の中指にペンだこができやすくなる可能性があります。
これを避けるためには、シャープペンシルのように優しく持ってあげるのが大切です。
テストには使えない
3点目は、当たり前のことですが、忘れてはいけない点です。
テストのときに筆記具が変わるというのは、人によってはコンディションの変化として現れます。これについては、テストを想定した問題を解くときはシャープペンシルに持ち替えるなどのリハーサルが有効です。
また、テストにボールペンを持ち込んでしまうこともあるので、そこも気を付けましょう。私は実際に筆箱にボールペンしかない状態になりましたが、友人にシャーペンを借りて何とかしのぎました。
ボールペンの選び方
使うボールペンは、安い水性のものがおすすめです。個人的には、水性の方が書き味が良いと感じたので、油性よりも水性がおすすめです。
水性のボールペンもいろいろ種類があるので、文房具屋さんでいろいろ試してみるのがいいですね。ロフトやハンズでも種類が豊富なので、そちらもいいと思います。
私が使った中でのおすすめは、ユニボールのSigNoです。
本体、リフィルが両方とも安価で、結構いろいろな店で置いているので購入しやすいです。文房具屋さんでは多少の割引をしていることがあるので、もう少し安く買えると思います。
青、ブルーブラックあたりの色が勉強に向いています。ライトブルーだと明るくて目がチカチカすることもあるので、避けた方が無難です。
太さは0.38mmだとバランスが良くておすすめです。太さに関しては好みもあるので、お店で書き味を比べてから選ぶのが良いと思います。
まとめ
ボールペンを使った勉強方法のメリット、デメリットを紹介しました。
その手に持っているシャープペンシルをボールペンに持ち替えるだけのシンプルな方法ですが、様々なメリットが存在するので是非お試しあれ。