大切なのはイメージ! 漢字を覚えることはスポーツにも似ている

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漢字の書き取り

漢字の書き取りをやったことのある人は多いでしょう。お手本を見ながら、同じように鉛筆でそれを書いていく、という宿題は全国共通のものだと思います。

漢字を書く際には、自分が書くべき漢字の姿をイメージし、それを表現するために体を動かします。スポーツでも、理想的なプレーをイメージして、それを表現するために体を動かしますよね。

そう、漢字を書くこと、覚えることはスポーツにも似ています。このイメージの力を利用し、漢字を覚えるコツを考えていきます。

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大切なのは完成系のイメージ

漢字を覚えるときに大切なのは、完成系のイメージを持っておくことです。

これは何も、漢字の形だけを覚えておくことだけではありません。その意味も含めて完成系のイメージとなるのです。

漢字は象形文字で、物の形を文字として表したものです。例えば、山とか川が分かりやすいですね。

このように、文字の形と意味が結びついているので、実は漢字は覚えやすいのです。文字として覚えるだけでなく、絵として覚えることで、右脳も使って覚えることができるのです。

こうして漢字を覚えていくことで、まず読みの能力が伸びていきます。

高校に入ると、漢文の分野が出てきますよね。漢字の読みの能力がまずここで生かされます。

イメージを作るにはまずお手本を見る

「イメージを作る」なんて言いましたが、どうやって作ればいいでしょうか。

簡単な方法があります。

そう、タイトル通り、お手本を見ればいいのです。漢和辞典を用意してもいいですし、市販の漢字を解説した本を使ってもいいと思います。

漢字そのものがどういう形をしているのか、どんな順番でそれを書き表すのか、そしてどんな意味を持っているのかを知ることでイメージが作られていきます。

他の人より一歩リードしたい場合は、漢字の成り立ち、ルーツを知ると、より強固なイメージが作られます。なぜその形になったのか理由を知っておくことで、漢字の形をより思い描きやすくなります。

覚えたものを表現する

イメージが作られたら、それを紙の上で表現しましょう。頭の中のイメージ通りに漢字を書けるよう、手を動かすのです。最初はお手本を見ながらそれを書き写すのでもいいでしょう。

一流のスポーツ選手が、試合の録画を見て自分のプレーをイメージするのと同じように、漢字を書くときもお手本を見て、漢字のイメージを自分の中に作り、それを表現します。

イメージ通りの表現をするには、何度か試行錯誤が必要になります。これもスポーツと同じですね。漢字を書く場合は、腕だけとはいえ筋肉の動きによって文字を表現しているのです。

こう考えると、漢字を覚えて書くことは、スポーツの一種と言っても過言ではありません。……過言でした。

漢字検定で試すのもあり

スポーツのように、自分の実力を試す場として、漢字検定があります。興味があれば、こういったものに挑戦してみるのもいいですね。

客観的な指標を使うと、自分の実力を分析しやすくなります。

読み書きの能力

この表現の力を磨くことで、漢字を書く能力が伸びます。読みと書き、両方の能力が伸びていくことで、テストのみならず、あなたの文章に厚みが出てきます。

読む力があれば、多くの資料をスムーズに読むことができるでしょうし、書く力があれば、あなたが表現できる意味や内容も増えてきます。

これにより、あなたの力の成長が加速していくのです。

おまけに字も綺麗になる

イメージを作って漢字を覚えること、これに付随する効果として、字も多少綺麗になります。

お手本のイメージを頭に入れておくということは、そのまま表現すればお手本通りの字が書けるということです。お手本、そしてイメージの中の字が綺麗であればあるほど、そしてイメージが強固であるほど、あなたが表現する字も綺麗になります。

ここまでくると書道や、絵画の世界に近くなりますが、「右脳で描く」という考え方に通じるものがあります。

もちろん、イメージができているからと言って、丁寧さを欠いてしまえばあまり綺麗にはならないので注意が必要です。スポーツ選手でも、追い込まれるといつもの素晴らしいプレーができないのと一緒です。

まとめ

漢字を覚えることは、スポーツでいいプレーのイメージを作り、それを表現することに似ています。

漢字を覚える、覚えた漢字を書く、といったときには、漢字のイメージが重要です。そのイメージに沿って腕を動かすことで、漢字を思い出しやすくなったり、おまけに綺麗な字を書くことができます。