
ブログとかって、気軽に読めるからこその良さがあるのに、レポートみたいな堅苦しい記事を書いても読みたくならないんですよね。
そう、私の書いた記事のことです。
初期に書いた記事は、なんだかレポートのような話ばかりでした。
参考文献とかを大切にするのはまぁいいとしても、語り口もレポートみたいだし、内容もなんだかレポートみたいだし、どんだけレポート書くんですか。ポケモンか。
そんな勢いで書いていたから、やっぱり時間がかかるんですよね。私は結構時間の面で失敗しているので、これを読んだあなたは、私と同じ失敗をしないよう祈るばかりです。
堅苦しい記事は書くのが大変
テキトーな記事を書くのは良くないとしても、堅苦しすぎても良くないんですよね。書くのが大変だし、読むのも大変だし。
最初はどのレベルで記事を書いていいかも分からない状態でした。
勉強方法について書くんだから、しっかり書かないとね、なんてよくわからない理論で書いてみたら、レポートのようなものが出来ちゃった訳です。
情報ソースを当たって調べること自体は良かったと思います。今でもそれはやってるし。でも自分の考えまで、何か参考文献を付けなきゃいけない気がしていたのは、恐ろしい状態でした。
結果としてめっちゃ時間がかかった上、何だか堅苦しくて読むのだって大変な記事が出来上がっちゃったのです。あかん。
堅苦しい記事の例
最初の頃に書いてた、時間管理の話とかはガッチガチです。『時間の投資に関する提案』とかは意識高いし話堅いし。タイトルがもうオリハルコン並みの堅さ。
あとはアプリのプロモーション目的で書いた『活用例 1 : テスト対策(学生向け)』なんかも、今見ると「マニュアルかよ!」って感じの語り口。
IT業界にいたときの癖が出たのか、手順書的なドキュメントになってしまっていました。
漫画の連載初期の絵柄が安定しないのと同じ感覚ですね。諸行無常。
差別化したい意図もあった
ブログとは言いつつも、ちゃんとした情報を残したいよね、という思いがあったのは事実です。
でもやりすぎると気軽さが無くなります。ブログはやっぱり気軽に読んでこそ。
ブログの情報が絶対の正解! みたいな感じで読む人はあまりいないと思います。ブログの情報はあくまでも何かのきっかけで、いくつかある内のひとつの意見を知る、ぐらいの感覚じゃないかな。
たくさんの本を読むのと同じで、作者ごとに考え方があるんだから、それぞれに触れてみよう、ぐらいの距離感が良いと思います。ちゃんとした情報を残しつつ、レポートみたいにならない感じ、が今やりやすい所。
ですますだけだと書いてて疲れる
私普段はゆるい喋り方をしているので、あんまり「です」「ます」できっちり書く記事だと疲れるんですよね。
最初は、丁寧な語り口じゃないといけない! なんて思い込みがありました。でも自分で書いてて大変なら、無理するのが一番良くないと思う訳です。
やっぱり気軽に書くのが一番。無理すると時間もかかるし。そう考えてからは、語り口も少しゆるくなりました。これくらいだと気楽に書けます。
まだ割とですます使ってますね。うん、気にしないことにしよう。
まとめ
最初レポートみたいなブログを書いていた頃の失敗談です。
お堅い話なら本を読むだろうから、やっぱブログなりの話し方があるということを学びました。