
とどでございます。名乗りにインパクトは無くとも、回数でごり押しすることにしました。
ブログで何かを書くにあたって、誰に読んで欲しいかという視点は大事です。ブログのアドバイスをしてくれる方々は、みんなこれを言っていたのですが、やはり私は実践に繋がっていなかった訳で。
初期の頃に書いていた記事なんかは、ターゲットがぶれぶれで、なんだかほんわりしたぼやけ方をしているのです。その反省を生かして、今では記事ごとにターゲットを設定して書いてる訳ですが、失敗談も残しておきます。
ちなみにこの記事のターゲットは、上京して東京都内に勤務している28歳の男性会社員、ブログを始めてみたいので、成功例だけじゃなくて失敗した話も聞いておきたい、石橋を叩いて渡るような慎重な面を持ち合わせた性格のあなたです。
ターゲットを広げ過ぎた
『ブログに人が来ない! そんなときに持っておきたい心構えなど』の言葉通り、最初は「世界中のみんな」みたいなターゲット設定をしていました。
自分の書いたものとか、作ったものをみんなに見てもらいたい! って願望はみんな持っているんじゃないでしょうか。
こうした無謀な願望によって、最初の頃は誰だかよく分からない「みんな」に向けた内容になってました。
最大公約数的な内容になっちゃう
そうすると、何だか内容がぼやけちゃうんですよね。
みんなに伝わるようなことを言おうとすると、当たり障りのないことしか言えなくなって、なんだかぼけたリンゴみたいな話になります。
あ、ぼけたリンゴって東京だと伝わらないんですよね。こないだ東京に行ったとき、友人にこの言葉を言ったら、何言ってんだこいつみたいな顔されました。
ぼけたリンゴは水分が抜けてシャキシャキ感のなくなった状態のリンゴを指します。鮮度が無くなった状態、歯ごたえのない状態です。
つまり、そんな2週間放置したリンゴのような内容になってしまっていた訳です。
ターゲットを絞った方が良かった
新鮮なリンゴのようにシャキシャキした話をしたいなら、ターゲットを絞った方が良かったのです。この人だけには伝わってくれ! みたいな。
そうすると、結構マニアックな話まで書けるんですよね。私はゲームの話が好きなので、割と例え話にぶっこんだりします。そのゲームを知らない人にとってはまさに「何言ってんだこいつ」なんだけど、知っている人にとっては、心に残りやすいんです。
この記事のターゲットはポケモン初代世代か金銀世代でしょうから、あざとくポケモンで例えますが、ターゲットを絞ってブログを書くのは、レベルボールとかヘビーボールを投げるのと同じなんですよね。
捕まえたいポケモンに合わせて投げるボールを選べば、普通にモンスターボールだけを投げるより捕まえやすくなるのです。
え? ハイパーボールを投げるって?
いやいやお兄さん、ポケモンの序盤ではそんないいボールは手に入りませんよ。ハイパーボールが使えるのは、物語の後半まで進んだ人、つまりスゴイ級のブログをやっている人たちだけなのです。
ペルソナマーケティングって言うらしい
ベイベベイベなマーケティング。アトラス信者としてはこっちが出てきますが、ペルソナマーケティングとは、モデルユーザーを設定して、そのユーザーに合わせた商品やサービスを提供するマーケティングのこと。
モデルユーザーの設定は、この記事の冒頭をご覧くださいませ。つまりあなたを対象としているのです。
でもって商品はブログに書いた記事の内容。ユーザーに合わせて内容を書くのです。できればその人のお悩み解決が出来るレベルで。
これ、あなたの会社でもやってるかも。それをそのままやればOK。
まとめ
ターゲットを広げ過ぎて、何だかぼやけた内容になった失敗談。
いろんな人に見てもらいたい気持ちはあるけれど、その中でもこの人には読んで欲しい! って決めるのが大事でした。