記憶を思い出す手がかりを作ろう! リンク勉強法

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勉強と言えば、物事を覚えることが大半です。せっかく覚えたけど思い出せない! なんてこともよくある話で、テストで絶望感に打ちひしがれたことのある方もいるでしょう。そう、私です。

今回は「思い出すこと」に焦点を当てたいと思います。

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思い出す仕組み

脳の中には、長期間にわたって記憶を貯めておく貯蔵庫のようなものがあります。心理学の分野では、そこに貯められた記憶を「長期記憶」と呼んでいます。

心理学、なんて言うと難しそうに聞こえますが、ざっくり言えば、人間の脳とか心ってどうなってるの? というのを考えている分野です。

何かを思い出すときには、先ほどの貯蔵庫の中から記憶を引っ張り出しています。ゲームでいうところのセーブとロードのイメージです。

セーブとロード

ゲームであれば、セーブされたデータを選択すれば、内容が読み込まれます。パソコンであれば、ファイルを記録して、それを開けば内容が読み込まれますね。

人間の脳でも同じように、保存された記憶に辿り着けば、内容が思い出されます。

パソコンやスマートフォンを使っていて、たまにこんなことはないでしょうか。
「あれ? あのファイルどこに記録したっけ?」

確かに保存したはずなのに、保存した場所が思い出せないから開けない。人間の脳でも同じことが「ド忘れ」という形で起こります。

ド忘れ

人間がド忘れを使っても、残念なことにとくぼうは上がりません。テストの点数が下がるだけです。

確かに覚えたはずなのに、どうしても出てこない!
というときは、その記憶が無いわけではなく、その記憶に辿り着けていない状態なのです。なので、後になって急に思い出したりするのですね。

ではこの「記憶に辿り着けていない状態」を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。

1番の対策は、「記憶する際に、ほかの情報をリンクさせる」というものです。関連する情報を増やすことで、辿り着きやすくするのです。例えば、戦国武将の織田信長について覚えようとしているとします。

織田信長といえば、室町幕府を滅ぼし、天下を取った武将として有名です。
かつて織田信長の領地は徳川家康の領地と近く、共に武田氏と争っていました。
長篠の戦いでは、織田・徳川の共闘で武田軍に勝利しました。
実は、徳川家康は幼い頃、織田家の人質になっていた経緯があり、織田信長と関わりがあったのです。 *1

信長は本能寺の変明智光秀に自害へと追い込まれます。
その明智光秀ですが、数日後に豊臣秀吉に討ち取られ、秀吉の天下となりました。
豊臣秀吉は織田信長の家臣です。草鞋を懐で温めていたエピソードは有名ですね。
この豊臣秀吉亡き後は、関ケ原の戦いを経て、徳川家康が征夷大将軍となり、天下を取りました。

このように見ていくと、織田信長と関連する情報がリンクしていきます。豊臣秀吉から織田信長を辿ることもできますし、徳川家康からも同じように辿ることができます。

これが、記憶同士がリンクしている状態のイメージです。

まとめ

ここでは歴史を例に、物事を記憶する際は、関連する情報を多くすると思い出しやすい、ということを見てきました。

暗記のために、同じものを繰り返し書く、というのもひとつの方法ですが、今回のようにリンクさせて覚えることで、より思い出しやすくなるでしょう。

参考文献

*1 大御所四百年祭記念 家康公を学ぶ, 家康公の生涯, http://www.visit-shizuoka.com/t/oogosho400/study/02_01.htm

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