勉強を始めるときの心構え! 自分ならできると思い込む 2016 09/01 Updated 2018.03.10 2016 09/01 Published 2016.09.01 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 勉強を始めるときの心構え! 自分ならできると思い込む とど B! リンクをコピーする 勉強を始める前の心構え、なんて意識している人はそう多くはないんじゃないでしょうか。「あー勉強しなきゃなー」なんて思いながら何となく始める、なんて方もいるかもしれません。 ちょっと工夫するだけで、勉強の質が変わるのです。 目次 1. 問題をすらすら解く自分をイメージする2. テストの場合は?3. 根拠のない自信でもいい4. 声に出してみる5. 心理学のプラシーボ効果6. まとめ 問題をすらすら解く自分をイメージする 「自信の力」については別ページで述べてみました。この自信の力を勉強に使ってみましょう。 https://todoworks.com/archives/743/ 例えば、家で数学の問題集を解いていたとしましょう。 その際に、「自分ならこの問題を解けるようになる!」と信じて、すらすらと問題を解いている自分を思い描くのです。 もし実際に問題が解けなくても、教科書を見るなり、答えを見るなりする、という先ほどのイメージへと辿り着く選択肢が見えてきます。 そしてもう一度その問題を解いた時には、イメージ通りの姿となっているはずです。 逆に、「こんな問題、わけがわからないよ」なんて思っていると、不思議と解けず、解けるイメージすら思い浮かばず、問題自体を見なかったことにしてしまうかもしれません。 「自分ならできる!」と信じることは、それだけ大きな力を持っているのです。 テストの場合は? テストの場合は、テスト勉強のときにイメージする、テスト本番前にイメージする、という2パターンがあります。 テスト勉強でイメージを作っておくと、 テスト本番ですらすら問題を解いている自分をイメージする →すらすら解くためには、テスト勉強が肝心 →テスト範囲が分かっているから、そこを重点的に見ていこう →今は問題の解き方が分からないから、答えを見てでも解き方を覚えよう といったように、何をすればいいか自然と分かるようになります。 テスト本番前にイメージを作ったならば、 テスト本番ですらすら問題を解いている自分をイメージする →普段の勉強でやっていた解き方を思い出す →その通りに体が動く →走り出したペンは止まらない! のようになるでしょう。 テストの場合も普段の勉強と同じで、「全然わからない!」と思い込むと、普段できていたことでも、そこで頭と体が止まってしまい、思い出せなくなってしまうことがあります。 それに比べたら、「自分ならできる!」と信じているときは、自分の気の持ちようが全然違うことに気付くでしょう。 根拠のない自信でもいい 「今日の宿題、簡単だったな」とか、「このテスト、100点もらったな」みたいな根拠のない自信でも大丈夫。 脳がそう思うことで、問題を解くための道筋を頭の中で全力で検索してくれます。 もちろん、自信を持つだけで行動しなかったら何も生まれませんが、根拠がなくても自信を持っていれば自然と行動できちゃうんですよね。 実際に問題を解けなくても、「宿題を簡単に解くためには何が足りなかったのか」と自分に問いかけて、答えを探すことができます。自信があればこの答え探しもスムーズに進むんです。 声に出してみる 上の「今日の宿題、簡単だったな」といったものは、実際に声に出してみると効果倍増。友達に向かっていうのは恥ずかしくとも、聞いているのが自分だけなら簡単に言えます。 心の中だけでなく、自分の声で「できる」という言葉を受け取ることで、できる自分のイメージもしやすくなります。 「数学の問題はスラスラ解けちゃうな」とか「だいぶ物理も分かるようになってきたな」とか、そんな感じでいいと思います。自分の言い方で、ポジティブな言葉を自分にかけてあげるのが大事です。 心理学のプラシーボ効果 根拠がなくとも自信を持て! 大丈夫! 君ならできる! ……なんて感じの流れをみると精神論すぎるので、ここで学術的にも研究されている思い込みの力について紹介。 その名もプラシーボ効果です。 頭痛に苦しんでいる患者さんに、白衣を着た医者が「これを飲めば頭痛が治りますよ」と言ってただの小麦粉を飲ませると、何割かの患者さんは頭痛が治ってしまう、なんて現象があります。 実際には効果のないはずの薬なのに、患者さんの頭痛が治ってしまったんです。 この時患者さんの脳の中では、次のような議論が行われたことでしょう。 医者から薬をもらった。この薬を飲めば頭痛は治るんだ。頭痛のない自分をイメージしよう。よし、薬は意を通過したな。お医者さんが言うんだから、頭痛がなくなるはずだ。うん、だいぶ良くなってきたぞ……。 まさに思い込みだけで治ってしまう例です。プラシーボ効果は別名: 偽薬効果とも呼ばれます。 この話にもあるように、「今日の宿題は簡単だ」と自信を持っていれば、脳がそれを実現するために働いてくれるのです。実際に解ければ、それがさらに自信に繋がりますし、メリットが大きいですね。 まとめ 思い込みというとネガティヴなイメージもありますが、実態としては自信を持つことが今回のテーマです。 「自分ならできる!」と信じることで、たとえ難しい問題に行き当たったとしても、解き方を探せるようになります。自信を持つことで、自然と行動できるようになります。 あなたは自信を持つに値する人です。あなた自身を信じてみることで、大きな力を発揮できます。