5つのポイントで簡単に! 集中できる部屋づくりのコツ 2016 10/03 Updated 2018.03.10 2016 10/03 Published 2016.10.03 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 5つのポイントで簡単に! 集中できる部屋づくりのコツ とど B! リンクをコピーする 勉強に集中できる場所として、自習室を例にこちらのページでご紹介しました。 https://todoworks.com/archives/1118/ そうは言っても、居る時間が一番長いのは自分の部屋かもしれません。 そんな方のために、集中できる勉強部屋はどんな部屋なのか、そのポイントをご紹介します。 目次 1. 自宅勉強のススメ2. 集中を妨げる要因と対策2.1. 車や電車の音2.2. 工事の音2.3. 周りの人の話し声・騒音2.4. 周りの人の目線2.5. スマートフォン2.6. 目に入る場所に置かれた漫画やゲーム2.7. 机の上に置かれたもの2.8. 部屋に入ってすぐ見えるベッド3. まとめ 自宅勉強のススメ 自分の学校に自習室があったり、予備校に通っていたりする人は、そちらを使うのがベストかもしれません。しかし、予備校に通っていなくて、学校にも自習室が無く、近くに勉強できる図書館がない場合、家で勉強している時間が一番長くなることが多いと思います。 そんな時に候補として挙がるのが、自分の部屋での勉強です。自分の部屋だと集中できない? いえいえ、ちょっとの工夫で集中できる場所になるのです。そのポイントを考えてみましょう。 集中を妨げる要因と対策 集中を妨げる要因は以下のものが考えられます。 車や電車の音 工事の音 周りの人の話し声・騒音 周りの人の目線 スマートフォン 目に入る場所に置かれた漫画やゲーム 机の上に置かれたもの 部屋に入ってすぐ見えるベッド こうした要因を避けた環境を作ることが大切です。 車や電車の音 大きな駅の周辺や線路沿い、幹線道路沿いの家だと、自分の部屋にいても、こうした音が気になるかもしれません。特に大都市では線路の密度が高いため、あなたの住んでいる家でも聞こえるのではないでしょうか。 このとき、窓を閉めて気にならないレベルであったり、もう慣れてしまっている場合は、問題なく勉強が続けられるでしょう。どうしても気になれば、耳栓をしたり、イヤホンなどで雨の音やノイズの音を流すことで、電車や車の音に注意が向かないようにできます。 また、線路の真横や、車通りの激しい幹線道路沿いの家であれば、特に激しい時間帯を外す、というのが考えられます。夜間や早朝であれば、昼よりも電車の本数や車通りは少なくなるはずですので、集中することは可能です。 工事の音 こちらも気になる音のひとつです。まず確かめるべきは、工事がどこでやっているのか、工事はいつまで続くのか、です。 工事現場から遠ければ、窓や戸を閉め切ることである程度軽減できます。工事現場が近い場合、特に、マンションの外壁工事などの場合は、音だけでなく振動も大きいため、どうしてもそちらに注意が向いてしまいます。 工事の期間も大切で、夜中まで続く工事の場合は、多くは道路工事で、数か月にわたって工事していることが多いです。道路工事の場合は、工事を行う場所が少しずつ動いていくので、自宅近くで工事している期間はそこまで長くなることはないでしょう。 こうした道路工事の情報は地方自治体でアナウンスしていることがあるので、自宅周辺で工事予定がないか一度確認することをおすすめします。東京都の場合は、東京都建設局のサイトから確認できます。 マンションの外壁工事は、大体2, 3カ月、大きなマンションであれば半年程度続くことが多いかと思います。工事の時間帯は9:00~18:00といった昼間の時間帯が多いはずです。(スケジュールの遅れがあると、20:00までやったりすることも) この時間帯に部屋にいないのであれば問題ないでしょう。ただ、学校が休みで家にいるときは、勉強するのが難しいレベルの騒音がするので注意が必要です。 私もマンションに住んでいたことがありましたが、外壁工事があった期間は家にいられないくらい音と騒音が大きかったです。平日の昼間はいいのですが、土曜日など家で休んでいるときにドリルの音が聞こえたときには、ネガティブな気持ちになりました。 工事の場所と期間を把握し、その期間は勉強する時間帯をずらすなどにより対応可能です。 周りの人の話し声・騒音 一軒家の場合は家族、マンションなどの集合住宅の場合は隣の人の話し声も気になるポイントになります。家族であれば、声を抑えてもらうなどのお願いができるかと思います。また、テレビを見ている場合、そこから聞こえる人の声にも注意が向く可能性があるので、あまり大きな音になり過ぎないよう、あわせてお願いしておきましょう。 マンションの隣人の声が気になる場合、家族のように簡単にお願いすることは難しいです。そのため、耳栓を使う、隣から人の声がしない時間帯に勉強する、などにより集中は可能です。 厄介なのは、足音が聞こえる場合です。工事の場合と同様に、音と振動が感じられます。音を聴覚で感じ取り、振動を触覚で感じ取る、という状態は、2つの感覚器を使っていることから、より注意が向きやすいでしょう。 特に、振動はマンションの壁や床を伝わってくることから、遠くでやっている工事よりも気になりがちです。小さな子どもがいる家庭の場合は、部屋の中でも走り回ることが多いため、勉強中は特に騒音・振動が気になるでしょう。また、部屋の前の廊下を歩く音も意外と響くので、こちらも気になるかもしれません。 こうした場合も、住人や子どもが寝ている早朝などの時間に勉強するなど、時間をずらすのが有効です。私の経験だと、こうした振動の方が集中が途切れやすかったので、優先的に対策することをおすすめします。どうしても耐えられないレベルであれば、自宅で勉強することを諦め、ちょっと遠くても図書館などで勉強した方が精神的に楽かもしれません。ストレスは受験の大敵です。 周りの人の目線 自分の部屋であれば、気になることはそんなに多くはないかと思いますが、自分の部屋の窓が隣の家やマンションに面している場合はちょっと気になりますよね。 明るい時間帯に家にいて、外の光を取り入れたい、でも部屋の中は見られたくない! というときには、レースの遮光カーテンがおすすめです。 部屋の中から窓の外を見ることはできますが、窓の外から部屋の中を見た場合、ほとんど見えなくなります。3, 4000円から買えるものも多いため、ご家族に相談してみるのもいいかもしれません。これは勉強のためだけでなく、あなたのプライバシーを守る意味でも重要です。 [ad_code] スマートフォン スマートフォンもあなたの集中を途切れされるのが上手です。LINEやメールなどが届いた場合、スマホは音や振動で通知を行います。その通知に気付いてしまったら、内容が気になってしまい、そわそわしてしまうのではないでしょうか。 ですので対策は、勉強をする部屋にスマホを持ち込まない、勉強中はスマホの電源を切る、の2つです。 仲の良い友達には、事前に勉強時間を伝えておけば多少気遣ってくれると思います。いっそその友達も同じ時間に勉強するよう話し合ってみるのもいいかもしれません。それにより、お互いにいい刺激になるはずです。 目に入る場所に置かれた漫画やゲーム これも目に入ってしまった場合に集中が途切れてしまう要因です。例えば、問題を解き終わって一息ついたときに、ふと部屋を見まわして漫画が目に入ると、「ちょっと休憩しよう」といったように注意が向いてしまいます。こうした作業の切れ目は、別の行動に移ってしまいやすいのです。 そのため、漫画やゲームは見えるところに置かないことが大切です。 本棚に漫画を置いているのであれば、本棚が見えない向きに机を配置するのがいいでしょう。ゲームも、机の引き出しの中や、いっそ押入れの中にしまっちゃいましょう。 勉強するときは勉強だけに集中し、遊ぶときは遊びに集中する、このメリハリが大事です。 机の上に置かれたもの こちらは、娯楽用品に限らず、机の上にものが散乱していると、注意がそちらに向いてしまう、というものです。注意が逸れることに加え、机の上の勉強スペースが狭いと勉強がやりにくいため、その点も気になってしまいます。 ですので、単純ですが、机の上を片付けましょう。しばらく使っていないようなものは、めんどくさくても別の場所にしまうようにしましょう。勉強するときは勉強道具だけ見えているのが理想的です。 また、部屋自体もきれいにしておく方がいいのは言うまでもありません。畳んでない服や、捨てられていないペットボトルなどが目に入ると、「あー片付けないと……」と考え始めてしまうのです。 実際にそれで片付けてしまえば問題ありませんが、放っておくと、毎日同じことを考えるようになってしまい、その結果集中が途切れてしまいます。ですので、テスト直前なのに掃除がしたくなる! なんてならないように、早めに掃除しておくと楽です。 部屋に入ってすぐ見えるベッド これもあなたを誘惑するのが上手なものです。学校が終わって家に帰ってくると、大抵の場合は疲れていると思います。 そんなときにベッドが見えてしまうと、「ちょっとだけ……」と言いながらごろんとしてしまいがちです。食事の後は特にごろんとしたい誘惑に駆られてしまうでしょう。 そのため、部屋のドアを開けたら、その正面にはベッドを置かないようにするといいですね。 普段ベッドではなく布団で寝ている方は、起きてすぐ布団を畳む癖をつけておくと、ごろんとしてそのまま寝てしまう確率を下げられるでしょう。 まとめ 自分の部屋で集中するためのポイントをまとめると以下のようになります。 静かな時間に勉強する 人の目線が気にならないようにする スマホや娯楽用品を遠ざける 机も部屋も片付ける 部屋に入ってすぐベッドに目線がいかないようにする これらのポイントを押さえた部屋づくりをすることで、自分の部屋を勉強に集中できる場所にできます。もちろん、いきなり全てのポイントに対応するのは大変なので、ちょっとずつやってみるといいかもしれません。