プチハイキングの癒し! 日本庭園と梅を楽しめる百草園 2016 10/28 Updated 2018.03.10 2016 10/28 Published 2016.10.28 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする プチハイキングの癒し! 日本庭園と梅を楽しめる百草園 とど B! リンクをコピーする 百草園の名前を聞いたことがあっても、その由来となった庭園に行ったことのある人は、そう多くはないかもしれません。京王線の各駅停車の駅に百草園駅がありますが、これはその名の通り「百草園」という庭園があることから名付けられています。 都会の喧騒から離れてのんびりする、そんな時におすすめなのが百草園です。庭園内にも階段があり、歩きがメインとなるため、動きやすい恰好がおすすめです。 目次 1. 百草園について1.1. 場所とアクセス1.2. 入園料と施設1.3. その他情報2. 百草園の見どころ2.1. 梅がきれい2.2. 多摩の街を見下ろす2.3. つるし雛祭りもいい感じ2.4. ハイキングコースで自然を感じる2.5. 百草園の周辺3. まとめ 百草園について 百草園の基本情報です。百草園は、江戸時代に建てられた松連寺の庭園が受け継がれたものです。現在の正式名称は京王百草園です。 場所とアクセス 東京都日野市百草にあります。最寄駅は京王線の百草園駅で、駅から徒歩10分ほどで着きます。 百草園駅から京王百草園に向かうと、急な坂があるので足腰が鍛えられます。 また、百草園駅は急行以上の電車は止まらないため、注意が必要です。ハイキングコースがあるので、乗り換えの便利な聖蹟桜ヶ丘駅、高幡不動駅から歩いて向かうのもいいかもしれません。 聖蹟桜ヶ丘駅からは、高幡不動駅行の京王バスやコミュニティバスを使って、一の宮のバス停まで行くとハイキングコースに向かうことができます。一の宮のバス停まではどちらも100円で行けます。 高幡不動駅からは、聖蹟桜ヶ丘駅行のコミュニティバスで七生緑小学校のバス停まで行き、遊歩道を通って百草園に行くことができます。運賃は180円です。 入園料と施設 入園料は大人300円、小人100円です。 茶室の貸し出しもやっており、お茶会などを開催する場合にはレンタルできます。梅を見ながらのお茶会なんかも優雅でいいですね。 私が行ったときにはお蕎麦屋さんもやっていました。 その他情報 その他、見どころや由来などの情報は、京王百草園のWebサイトをご覧ください。 百草園の見どころ 私が良いと感じた百草園の見どころを紹介します。 梅がきれい 2月頃に百草園に行くと、梅の花が見られます。この季節には約50種類、500本の梅が開花している様子を見ることができ、紅梅や白梅の見事な対比に圧倒されます。 私が行ったのは曇りの日でしたが、それでも梅の美しさは見て取れました。 多摩の街を見下ろす 急な坂を上るため、百草園は高い位置にあります。そこから北を見れば、多摩や府中の街並みを見下ろすことができます。 百草園の園内にも階段があり、上まで登れば、東側の聖蹟桜ヶ丘方面も見下ろせます。 高尾山ほど人でごった返すことも少ないので、下界と隔絶された空間を静かに楽しむことができます。 つるし雛祭りもいい感じ 私が行ったときには、百草園内の一角でつるし雛祭りが開催されていました。つるし雛は、山形県、静岡県、福岡県がゆかりの地である、吊るされた人形を飾る風習です。 通常の雛人形は、7段ほどの雛壇に、おひな様、お内裏様をはじめとした様々な種類の人形を飾りますが、このつるし雛は花や動物などの人形も飾られます。 つるし雛についての詳細は、つるしびな大百科のWebサイトをご覧ください。 ハイキングコースで自然を感じる 聖蹟桜ヶ丘の駅からは、約2kmほどで百草園に着きます。一の宮の「温市」という有機栽培の野菜を売っている店の裏手側から、丘をのぼっていくことができます。 途中の百草ファームでは、時期によっては牛やヤギがいるので、のんびりとした空気が味わえます。 さらに進むと道路が途切れ、ハイキングコースに入ります。このハイキングコースはちょっとした山道気分を味わいつつ、百草園方面に抜けることができます。 この辺りは丘陵地帯なので、多摩地区を見下ろせる隠れスポットなのです。このハイキングコースを抜けるとすぐに百草園に着きます。 このコースについては、京王百草園のWebサイトに簡単なマップとして掲載されています。 百草園の周辺 百草園の周辺には、百草八幡宮や、その先の遊歩道があるので、時間があればそちらに行ってみるのもいいでしょう。 この遊歩道では樹木が生い茂っているので、夏は涼しさを感じながら歩くことができます。その先には小さな公園があり、地域の方々の憩いの場となっています。 まとめ 東京都日野市の百草園について紹介してみました。駅名は知っていても、そのもととなった庭園まで行ったことがある、という人はあまり多くはないかもしれません。 派手な場所ではないものの、江戸時代から続く日本庭園の侘び寂びを感じるにはいい場所なのです。