多摩地区でサイクリングをするなら津久井湖まで足を伸ばそう! 2016 11/13 Updated 2018.03.10 2016 11/13 Published 2016.11.13 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 多摩地区でサイクリングをするなら津久井湖まで足を伸ばそう! とど B! リンクをコピーする 京王相模原線の終点、橋本からさらに西に行くと、津久井湖というダム湖があります。 津久井湖の裏手には城山という山もあり、サイクリングで向かうと自然を感じられます。今回はその津久井湖と、そこに至る道の紹介です。 目次 1. 津久井湖について1.1. 場所とアクセス1.1.1. 自転車1.1.2. 電車1.2. 入園料と施設1.3. その他情報2. 津久井湖の見どころ2.1. ダムの天端を国道が通っている2.2. 津久井湖観光センターで一休み2.3. 城山のふもとで人の営みも2.4. 三井大橋からの夕日2.5. 津久井湖を周回3. まとめ 津久井湖について 津久井湖は、城山ダムの建設に伴って形成されたダム湖です。城山ダムは1965年に竣工されました。 場所とアクセス 神奈川県相模原市にあります。 自転車 今回のテーマでもあるサイクリングでは、主に国道413号線を走ることになります。 私が津久井湖に行ったときは、聖蹟桜ヶ丘駅を出発点としたので、大栗川を上流の方向に進んでいきました。大栗川の横には道路があるので、自転車で走るには最適です。 堀之内番場公園の辺りは、川沿いの道は歩行者のみ通れる道路(看板があります)となっているので、その部分は迂回が必要です。 太田川との合流地点まで辿り着いたら、北側の大栗川に沿って進みます。こちらも自転車が走れる歩道があるので、歩行者に気を付けつつ、木漏れ日を楽しみながら走ります。 しばらく走って「谷戸入口」の信号あたりで都道20号(野猿街道)に復帰します。国道16号線(東京環状)に行き当たったら南に進みます。下り坂にもなっているので、景色を楽しみながら進めます(その分帰りは……お察しください)。 しばらく進むと八王子バイパスと合流します。横浜線の線路を越えて、国道413号線に入れば、後はとにかく進むだけです。一部狭かったり、アップダウンする場所もありますが、ずいずいと進んでいきましょう。 城山ダムの天端まで差し掛かれば、右手に見えるのが津久井湖です。聖蹟桜ヶ丘駅からはゆっくり走って90分~120分程度で着きます。 電車 電車で行く場合は、京王相模原線の終点、橋本まで行き、そこから神奈中バスを使うことができます。 橋本北口駅から、三ヶ木(中野経由)行きバス(系統番号は橋01)に乗り、城山高校前か津久井湖観光センター前で降りるとちょうどいいと思います。どちらも出発から約20分で着きます。運賃は、城山高校前までが270円、津久井湖観光センター前までだと310円です。 ダムの天端が国道となっているので、津久井湖観光センター前まで行く場合は、バスに乗りながら天端を通ることができます。 片側に歩道もあるので、歩いて城山ダムを渡りたい場合は、城山高校前で降りるのがおすすめです。 入園料と施設 入園料、入場料といったものはないため無料です。 城山公園は津久井湖の南のエリアにあり、敷地も広いので歩き回るといい運動になります。 城山公園はその名の通り、津久井城があったことに由来しています。現在は石垣の跡などを見ることができます。 その他情報 その他、見どころや由来などの情報は、県立津久井湖城山公園のWebサイトをご覧ください。 津久井湖の見どころ 私が津久井湖で良いと感じた見どころを紹介します。 ダムの天端を国道が通っている ダムの天端とは、ダムの水をせき止めている壁の上を指します。津久井湖は、この天端の上を国道が通っています。 天端の津久井湖側に歩道があり、そこを通りながら津久井湖を眺めることができます。片側のみなので、歩行者と譲り合いながら進みます。 車やバスで来た場合は、天端の上を車で走りながら津久井湖を見る形になります。 津久井湖観光センターで一休み 天端を越えて少し進むと、津久井湖観光センターが見えてきます。自動販売機があるので、この辺りで休憩するのもいいでしょう。 津久井湖を眺めながらお茶を飲むのも贅沢のひとつです。ここにはバーベキュー場があるので、車で来てバーベキューするのも楽しそうです。 城山のふもとで人の営みも 津久井湖観光センターからさらに進むと、道沿いにお店が見えてきます。国道沿いなので結構車も多く、ご飯屋さんに入っていく車もいました。 ダムのそばというと、あまり人がいないという勝手なイメージを持っていましたが、このような住宅地やお店があるのを見ると、昔お城があった名残を感じられます。 こうした街並みをずーっと進んでいけば、相模湖にも辿り着きます。 三井大橋からの夕日 国道413号線を西に進むと、県道513号線に入る信号があります。角にガストがあるのでそれを目印にするといいかもしれません。 交通量が多く、なかなか信号が変わらない場所なので気長に待って渡ります。その後北に向かうと、三井大橋という大きな橋に辿り着きます。 この橋は、かながわの橋100選に名を連ねる綺麗な橋で、朱色のアーチが特徴的です。 車道と歩道が分離されているので、安心して通ることができます。歩道から津久井湖方面を見るとこんな感じです。 夕日が沈んだ後にカメラを取り出したので、太陽は隠れてしまっていますが、アーチと夕日を眺めることもできます。 アーチと共演する夕日は、あなたのその目で是非見て欲しいものです。 津久井湖を周回 周回と言っても三井大橋から戻るだけ、というショートルートです。時間のある人は三井大橋を渡らずに、名手橋まで行くと、津久井湖をぐるーっと周回できます。 三井大橋から北側を経由する場合は、そのまま県道513号線を走ります。山の形に合わせてカーブが続くので、山のサイクリング感があります。 ぐるーっと回ってくると、津久井湖記念館の辺りまで戻ることができます。 まとめ サイクリングに良い津久井湖方面の紹介をしました。私が行ったときは三井大橋からの夕日を目的としていましたが、朝早めに出かけて、城山公園をゆっくり歩くのも楽しいと思います。 都内から2時間程度で行ける場所なので、日頃の疲れを癒すための遠出としては最適な場所です。