「完璧」にこだわり過ぎると、プレッシャーに押しつぶされる

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完璧

自分、完璧だからな! なんて言えたらどれだけ素敵なことでしょう。

完璧』とは美しさすら感じさせる素晴らしい言葉ですが、時として人を苦しめるのもこのという言葉です。

勉強や仕事など、やり始めると、ついついこれを目指してしまうこともあります。

しかし、何をもって『完璧』と言えるのでしょうか。

多くの場合、自分の中にある理想的な姿を思い描き、それを実現させようとして行動しています。

理想を追い求めるのはもちろん良いことだと思いますが、それで自分を苦しめないように、ちょっとずつ成長することも大切です。

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完璧とは

小学校の頃は、よく完「璧」を完「壁」と書いて×をもらっていました。その時は、玉と土をよく見てなかったのですが、字が違うからには、やはり意味も違っています。

よく見る「」は、きっと今あなたの周りにもあるはずです。なのでこっちの説明は割愛。ん? 今屋外にいるから壁なんか無いって? そういう時は、心の壁のような、精神的な壁を思い浮かべるんだ!

もう一方に使われている「」は、古代中国で使われた装飾品で、ドーナツみたいに真ん中に穴が開いています。傷1つない璧がもともとの意味で、転じて欠点とか足りない点がない素晴らしいもの、という意味になります。

学校のテストで言えば、100点満点を取ることかな。

じゃあ完璧を目指すのはいいことなんじゃない?

テストで100点満点を取るなんてすごいじゃない!

うん、確かにすごい! んだけど、それを実現させるのにどれだけの勉強が必要なんでしょうか。

単純にテスト範囲の勉強をしているだけでなく、応用的な問題だって解けないと100点はなかなか取れないでしょう。そうなると、勉強時間はどんどん膨らんでいきます。

高校を例に挙げれば、定期テストでは数えるのも嫌になる数のテストを受けないといけません。

どれか1教科に絞れば100点満点を取れなくはないでしょう。その代わり、他の教科の勉強時間を犠牲にしなきゃいけないし、下手したら赤点になって追試なんてことも。

そうなると自分を苦しめてしまいますよね。しかも、赤点を取っている状態は果たして完璧と言っていいものか……。

センター試験を例に

学校のテストからもう少し話を進めて、センター試験を受けるときのことを考えてみましょう。

「よーし、センター試験で全科目満点取るぞ!」

なんて意気込みながら、猛勉強! その甲斐あってか、3年後、センター試験の全科目で満点を取ることができました。

なんてことになっても、別の面で苦しみがありますよね。その間に友人たちは大学に進み、気づけば上級生になっています。

その年のセンター試験で、第一志望の大学に合格する程度の点数が取れました! という方が、点数は少なくても苦しみも少ないでしょう。

ちょっと極端な例だけど、ちょうどいいところを目指すのも大切なんです。

理想と現実のギャップが苦しい

『完璧』を求めているときは、自分の中の理想を追っている状態です。この理想は、目標と言い換えてもいいでしょう。

山と目標は高ければ高いほど登り切ったときに気持ちが良い、なんて言いますが、高ければ高いほどその分苦しみが襲ってきます。

山の例で言えば、いきなりエベレストに登頂しようと思っても、対策してなかったり、慣れていなかったりで空気の薄さや寒さが常に体を蝕みます。それで登頂を断念する人も少なくないでしょう。

目標だって高すぎれば、途中で心が折れることの方が多いです。高い目標は、実現するまでに時間がかかるから、その間ずっと報われない気持ちを抱き続けることになります。

高い目標が理想として存在する、でも今の自分はそこから遠い、というギャップはかなり苦しいものです。今の自分を否定しているようなもんですからね。よっぽど忍耐力に自信があるなら別ですが、いきなりエベレスト級の目標を立てるのは無謀と言えそうです。

じゃあどうするか。最終的な目標は描きつつも、プチ目標をクリアしていくスタイルが心に優しいです。

いきなり完璧を目指さない

いきなりエベレストに登るから辛いのであって、最初は高尾山とかの登りやすい山で踏破の経験を積んでいくと、心が折れずに済みます。いきなり完成形を目指すのもいいけれど、ちょっとずつ出来るようになっていって、最終的に理想的な形になればいいよね、というスタイルです。

ドラクエだって、アリアハンから直でバラモスの所には向かわないですよね。ちょっとずつイベントをこなして、レベルを上げてからバラモスと戦います。

人間の強さって、成長できることだと私は思っているので、多少失敗してもいいから、今の自分プラスアルファくらいの目標を達成して、経験を積んでいくのが良いと思います。110%くらいがちょうどいい目標かもしれません。

まとめ

『完璧』という言葉に固執すると、それが自分を苦しめる原因にもなります。

いきなりこれを目指すと心が折れやすいので、ちょっとずつ目標を達成し、長期的な目標として達成を目指すスタイルがおすすめです。

設定する目標の難易度については、時間管理の『時間管理のためには、最初に目標設定をしておくのが大切』でも触れているので、もしよかったらこちらもご参照ください。

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