時間管理を考えるにあたって、何が必要かを洗い出してみる 2016 08/16 Updated 2018.03.11 2016 08/16 Published 2016.08.16 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 時間管理を考えるにあたって、何が必要かを洗い出してみる とど B! リンクをコピーする 1日に使える時間がもっとあったらいいのに。 もしかしたら、あなたもそのように感じたことがあるかもしれません。しかし、誰にとっても時間は等しく過ぎていきます。そうした中でも、同じ時間を過ごしながら大きな成果を挙げている人、そうでない人、といった差が生まれています。 この差は一体どこから生まれてくるのでしょうか。 ポイントは時間管理です。フェルドマン氏は、『時間管理とはつきつめれば人生計画だ』と言っています。 まず始めに人生の目標を見据え、そこから逆算して時間を配分するのが時間管理の基本となります。使える時間はどれくらいあるかを把握し、その時間をどんな活動に充てるかを考える必要があります。 そこで、数回にわたって時間管理についてみていきたいと思います。以下のテーマに沿って、時間管理に必要なこと、時間を有効活用するための戦略を考えていきます。 目次 1. 目標の設定2. 時間の把握3. 時間とお金(Time is money!)4. 時間の投資5. 積み重ねの威力(継続は力なり)6. 結論7. 参考文献 目標の設定 https://todoworks.com/archives/569/ 時間管理に必要なのは目標の存在。 どんな目標を達成するのかが明確になっていないと、どのように時間を配分したらいいのか分からなくなってしまいます。 時間の把握 https://todoworks.com/archives/581/ 自分がどんなことを達成したいのか決めたら、そのために使える時間を算出します。 まずは普段の生活の中で使えそうな時間を割り出し、必要に応じてもっと時間を捻出していきます。 そのためには遊ぶために使う時間を減らすなど、トレードオフとなるものもあるかもしれません。 時間とお金(Time is money!) https://todoworks.com/archives/595/ 時間はお金のように捉えることができます。 時間を投資する、という概念を考えるためにも、時間の捉え方を少し変えてみるのがいいと思います。 時間の投資 https://todoworks.com/archives/602/ 時間は誰もが平等に配られる資源です。 平等ではありながら、その使い方で大きな差が出ます。 特に、時間を投資して大きなリターンを得る方法を意識できるだけでも、成果が大きく伸びていきます。 積み重ねの威力(継続は力なり) https://todoworks.com/archives/625/ 昔の人は良いことを言います。継続は力なり。 1日10分の作業でも、1ヶ月続ければ約5時間にもなります。 継続的に続けていけるやり方を考えるのも時間管理では大切です。 結論 各テーマの総括として結論を述べると、以下の通りです。 時間管理には計画が必要です。 何に対する計画か? あなたの目標に対する計画です。 その計画に向けて使える時間を把握するため、あなたの行動でどのくらいの時間を使っているかを確認してみましょう。 時間を把握したら、まずはその時間を使って目標に向けて行動を起こします。 その中で、だんだんと効率化できる部分が見えてくるでしょう。 その部分を効率化できたら、空いた時間でさらに目標に向けた行動を増やしていきましょう。 目標に向けて進むために、そして実現するために、最適な時間配分を行うのが時間管理です。 時間の管理は、突き詰めればリソースの管理なんですよね。 リソースとはあなたが使える資源のこと。もちろんお金だってそうですし、時間と引き換えに手に入れた経験だってあなたのリソースです。 こうしたリソースを分配するのって、なんだかゲームをしているように楽しくなっていきます。 時間を1時間消費してこれだけの成果が得られた、じゃあ効率を上げれば同じ時間でも、さらに大きな成果を得られるかもしれない。その効率化の作業にはこれだけの時間とお金が必要だから、ここから捻出して……といったように考えていくと、RPGで強くなっていく感覚と似ているような気がします。 時間管理と言うと、とても高尚な言葉のように感じますが、わかりやすいイメージに変えちゃってもいいと思います。分かりやすいということは、理解して行動に移しやすいということでもありますから。 時間管理の力をうまく使って、あなたの夢を叶えましょう! 参考文献 ロバート・アラン・フェルドマン著, “フェルドマン式知的生産術 国境、業界を超えて働く人に“, プレジデント社, 2012年, 第1版