やる気スイッチは作れる! スイッチで気持ちを切り替えよう 2016 09/08 Updated 2018.03.10 2016 09/08 Published 2016.09.08 / とど \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする やる気スイッチは作れる! スイッチで気持ちを切り替えよう とど B! リンクをコピーする なかなか作業や勉強を始められない! なんてことはないでしょうか。「やる気スイッチがあればいいのになー」なんて思いつつ、だらだらしてしまったり。 ここでは、やる気スイッチを作る方法について考えてみましょう。 目次 1. まずはやってみる2. 無理やりでもきついです3. 行動を切り替える仕草を作る4. 仕草とモードの対応付け5. 仕草はいろんなところで使える6. まとめ まずはやってみる ……いやいや、その「やってみる」までに時間がかかるんですよ。 という言葉が聞こえてきそうですね。ですが、冗談抜きに、動いてみることは有効なのです。 たとえやる気がない状態でも、無理やり動いてみることで、やる気がどんどん沸いてくるのです。 私達の脳内には、側坐核(そくざかく)と呼ばれる、ドーパミンを放出する器官があります。 ドーパミンはやる気を引き起こすホルモンです。 勉強などの作業を始めると、側坐核が刺激され、ドーパミンを放出します。すると、やればやるほどやる気が出てくるのです。 無理やりでもきついです とは言え、そもそも無理やりでも動けない場合もあるかと思います。 「あー休みの日だし3時間は勉強しないと……」といったように、ハードルが高いと、無理やりだろうと何だろうと、やってみるまでに時間がかかりますよね。 ですので、そのハードルを下げてみましょう。 まずは教科書を開くだけでOKにするとか、5分だけ! と自分に言い聞かせてやってみる、といった方法があります。あとは、机に向かって座るだけ、なども有効です。 とにかく勉強するための取っ掛かりを作ってみるのが大事です。ここまではよく言われる話ですが、ここからは私の経験からの提案です。 行動を切り替える仕草を作る ある行動をする前に、必ず行う仕草を決めておきましょう。ここでいう仕草は、おまじないのようなものです。 イメージしやすいのは、ラグビーの五郎丸選手がキック前に行っているルーティンです。 決められた仕草(ルーティン)を必ず行うことで、その後の行動におけるパフォーマンスを一定にする狙いがあります。 簡単に言えば、練習の時と同じ動きをするために、ルーティンによりスイッチを切り替えているのです。 私たちが活用したいのは、ある仕草によってモードを切り替える、という部分です。 例えば、耳たぶを触ったら勉強モードに入る、両手を組んだら勉強モードに入る、などです。 あなたが眼鏡を掛けているのであれば、眼鏡をくいっと上げる、でもいいですし、忍者のように術を使う前に手で印を結ぶ、といったものでも構いません。 なんならペルソナを出すかの如く、トリガーを引くように右手の人差し指を曲げるのでも良いでしょう。 私の場合は、勉強や作業のモードに入るときには、ゆっくりと深呼吸しています。普通ですみません。 このとき設定する仕草は、体ひとつでできるものをおすすめします。 例えば音楽を聴く、アロマを焚く、などであれば道具が必要になり、ハードルが上がってしまうからです。 仕草とモードの対応付け 仕草を決めたら、その仕草を勉強などのモードと対応させましょう。 やり方は単純で、勉強する前に必ずその仕草をするのです。 最初はつい忘れてしまいがちなので、紙に書いて、見えるところに貼っておきましょう。 慣れてきたら、学校でも授業が始まる前にやってみましょう。 (そう考えると、あなたの評判のためにも、人に見られてもいい仕草にしておくのが良いですね。) その仕草をすると勉強のモード、という意識を自分に持たせることによって、仕草による切り替えが可能になります。 仕草はいろんなところで使える ここでは勉強や作業のモードに切り替える仕草を考えてきましたが、他にも応用できます。 例えば、嫌なことを言われてムッとしたときに、落ち着くための仕草があれば、怒りをぶつけなくて済むでしょう。 私の場合は、気持ちを落ち着けたいときは、深呼吸しつつ、人差し指と親指でOKサインのように輪っかを作る仕草をします。 何らかの状態を切り替えるためのスイッチとして、仕草は有効です。 まとめ 何はなくとも、まずはやってみる、というのが重要です。 ですが、その「やってみる」というのが難しい時もあります。 そんな時は、自分のモードを切り替えるおまじないを使ってみましょう。